- 雪冤
-
- 価格
- 902円(本体820円+税)
- 発行年月
- 2011年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784043944354
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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ななちん
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自問自答、考えさせられる良作
冤罪を訴える死刑囚の青年、息子の冤罪を信じ活動する元弁護士の父、支援する息子の知人の弁護士。そして、犯人を憎み続けてきた被害者家族。でも、本当は冤罪かもしれないと揺れ動く被害者家族の女性。いろいろな立場の人の心情が入り乱れ、共感させられるとともに、今の法制度に考えさせられる。中盤の絶望的な出来事には絶句。力が抜けた。全体を通して、真相にたどり着けそうなのに、なかなか届かないもどかしさや緊張感はたまらなかった。久々の良作!
[BOOKデータベースより]
15年前、京都。男子学生と十九歳の女性が殺され、一人の男が逮捕された。元弁護士の八木沼悦史は、死刑囚となった息子・慎一の冤罪を信じ、一人活動をしていた。だが、息子は面会を拒絶、弁護士に無罪を訴える手記を手渡す。一方、殺された女性の妹・菜摘に、真犯人を名乗る人物・メロスから電話が。メロスは悦史に自首の代償として五千万円を要求するが―。驚愕のラスト、横溝正史ミステリ大賞の傑作・社会派ミステリ。
[日販商品データベースより]死刑囚となった息子の冤罪を主張する父の元に、メロスと名乗る謎の人物から時効寸前に自首をしたいと連絡が。真犯人は別にいるのか? 緊迫と衝撃のラスト、死刑制度と冤罪に真正面から挑んだ社会派推理。