- 村田エフェンディ滞土録
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- 価格
- 528円(本体480円+税)
- 発行年月
- 2007年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784043853014
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
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「感動した本・映画・音楽」レビューコメント
物語中に散りばめられた名言の数々は私の人生においても大切な言葉となりました。ページは少ないけれど、そこに詰まった言葉のひとつひとつがとても大切です。(大野/女性/20代)
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sige
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鸚鵡に泣けた
滞土録の“土”は“土耳古(トルコ)”の“土”。「家守綺譚」に村田がトルコに行ったことが書いてあるので、姉妹品のような作品。「家守綺譚」を先に読むことをお勧めします。滞土録の方は国の名前などが漢字で表記されているのでちょっと読みづらいが、時代の雰囲気が出て良いと思う。
「家守綺譚」の章のタイトルが植物名ばかりなのに対して、こちらは動物名がたくさん出てくる。最初は“鸚鵡”だが、この鸚鵡のしゃべる真似言葉が絶妙で、後半ではこの鸚鵡に涙してしまった。
日本と違い、ヨーロッパは国同士が陸続きで接しているので領土を増やそうとしてすぐに戦いをするのでしょうね。戦いが始まる前は違う国の者同士で仲良く研究をしていたのに、戦いが始まれば殺し合うことになる。テーマ「国って何だろう」を考えさせてくれる。
[BOOKデータベースより]
時は1899年。トルコの首都スタンブールに留学中の村田君は、毎日下宿の仲間と議論したり、拾った鸚鵡に翻弄されたり、神様同士の喧嘩に巻き込まれたり…それは、かけがえのない時間だった。だがある日、村田君に突然の帰還命令が。そして緊迫する政情と続いて起きた第一次世界大戦に友たちの運命は引き裂かれてゆく…爽やかな笑いと真摯な祈りに満ちた、永遠の名作青春文学。
[日販商品データベースより]1899年、トルコに留学中の村田君は毎日議論したり、拾った鸚鵡に翻弄されたり神様の喧嘩に巻き込まれたり。それは、かけがえのない青春の日々だった……21世紀に問う、永遠の名作青春文学。