- 死化粧 改版
-
- 価格
- 616円(本体560円+税)
- 発行年月
- 2018年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784041063361
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[BOOKデータベースより]
死化粧を施され、死装束を着せられた母は、静かな美しさをたたえていた。そして母の脳だけが標本として残された。(「死化粧」)。末期癌患者を診ながら、医者である私は、癌告知をしたものかと頭を悩ませていた(「訪れ」)。医局で初めての心臓移植手術。死に瀕した患者の心臓提供を説得する立場に立った医師(「ダブル・ハート」)。人間の病と生命の果て、肉体の意味とを、医師の視座から描いた初期の傑作医療短篇集。
[日販商品データベースより]母親の脳手術と死、そして解剖−−。死化粧を前にした人びとの姿を、苛酷なまでのリアリティで濃密に描き、芥川賞候補となった「死化粧」。心臓移植を描いた「ダブル・ハート」他、初期医療小説を収録。