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- ねじ曲げられた桜 美意識と軍国主義 上
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- 価格
- 1,694円(本体1,540円+税)
- 発行年月
- 2022年03月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784006004453
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価格:1,694円(本体1,540円+税)
【2022年03月発売】
[BOOKデータベースより]
日本の将来を担うべき多数の若者が、特攻機に搭乗して海の藻くずと消えていった―「桜が散るように」。為政者は桜の美しさを、ナショナリズム高揚と戦争遂行に利用したのだ。上巻では、古代から今にいたるまでの桜の意味の変遷を辿りながら、国家と国民のあいだに起こった「相互誤認」を考察する。象徴人類学の見事な成果。(全二巻)
第1部(桜の花と生と再生の美学;もののあわれの美的価値―咲く桜から散る桜へ;仮想の世界の美と桜―自己と社会の規範を超えて;文化的ナショナリズムと桜の花の美的価値)
[日販商品データベースより]第2部(天皇の二つの身体―主権、神政、軍国主義化;桜の花の軍国主義化―桜の花が戦没兵士の生まれ変わりになる過程;国土の象徴としての桜の花―民衆の軍国主義化)
日本の将来を担うべき多数の若者が、特攻機に搭乗して海の藻くずと消えていった――「桜が散るように」。為政者は桜の美しさを、ナショナリズム高揚と戦争遂行に利用したのだ。そのとき国家と国民のあいだに起こった「相互誤認」を、学徒特攻隊員の日記をきめ細かに分析して証明する。象徴人類学の見事な成果。[解説=佐藤卓己]