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[BOOKデータベースより]
21世紀の人類学の可能性とは。半世紀にわたるアフリカ、日本、ヨーロッパのフィールドワークをふまえ、言語、民族、地域、歴史、文化、他者認識などの人類学の基本概念を根底的に問い、人類学の理論と方法を再検討する。研究者だけでなく、多元化する世界のなかで異文化理解を考える読者にも必読の書。
序 人類学的認識論のために―「私」と人類のあいだ
第1章 ヒト中心主義を問い直す
第2章 民族と政治社会―西アフリカの事例を中心に
第3章 「地域」とは何か―その動態研究への試論
第4章 「しるす」ことの諸形式
第5章 イスラーム音文化の地域的展開
第6章 肖像と固有名詞―歴史表象としての図像と言語における意味機能と指示機能
第7章 歴史の語りにおける時間と空間の表象
第8章 エギゾティスム再考―ピエール・ロティの「永遠の郷愁」
第9章 黄色いニッポン・ムスメの悲劇―『蝶々夫人』が提起するもの
第10章 旅人の目がとらえるもの―柳田国男「清光館哀史」を問い直す