[BOOKデータベースより]
本当の母を書くなら今しかない、私はそう覚悟を決めた―『九十歳。何がめでたい』の作家・佐藤愛子センセイ102歳の今と思い出を、ユーモアとペーソスたっぷりに綴った渾身の傑作エッセイ集。
座右の銘
書斎が病室になった
妄想の世界へ
黒の組織
最後に母に会った日
ケモノヘン
助けてください!
小さなアイちゃん
修復不可能
窮余の一策
そしてホームへ
ババアの総大将
母との約束
恋する怒りん坊
もの書く機関車
みんな火山のせい
茶の間の光景
勉強なんぞできんでよろしい
ワガママもんの人間愛
犬ばあさん〔ほか〕
続々大増刷!阿川佐和子さん大絶賛の随筆集
【続々大重版!大絶賛!】
◎阿川佐和子さん
「どうして文士とは、総じてワガママで変人なのか。
そして、文士の子どもがこれほど酷い目に遭っているというのに、
どうしてみんな笑うのか!まことに不可解!」
◎真矢ミキさん
「泣いて笑っての大忙しで読みきりました。
昭和の音がみるみる広がり、私の大切な記憶まで
この本の中で居場所を見つけたようで嬉しかったです。
佐藤愛子さんは人間遺産です」
◎朝日新聞「折々のことば」(2026年3月25日付)で紹介されました。
母はベストセラー『九十歳。何がめでたい』の作家・佐藤愛子さん102歳。「憤怒の人」「怒りの佐藤」と呼ばれた愛子センセイの娘で、一つ屋根の下に長く暮らしてきた杉山響子さんが、認知症になり記憶をなくしていく母の今と、自身の記憶の中にある母との濃密な思い出を、愛情と哀切たっぷりに綴った傑作エッセイ集。
≪かなわん人だった。うるさい人だった。何度クソババア、と思ったかわからない。
けれどこうして母との思い出をたどっていくと、冷えて固まった火山岩のところどころにキラキラ瞬いているカケラを見つけるのだ。≫(「グルグル歩道橋」より)
【編集担当からのおすすめ情報】
佐藤愛子先生はよく小説の評価する際に「人間が書けている」「人間が書けていない」と仰いました。悪人の中に善を見て、善人の中に悪を見る。一人の人間の中にもそれがあり、誰しも決して一色ではない。そうした点で、響子さんの『憤怒の人』には愛子先生が多面体としての人間として描かれています。先生が読まれたら、どんなふうに感想を仰っただろうと考えます。素直には褒めないかもしれません。が、きっと、いいえ絶対に喜んだはず。私はそう思っています。
響子さん曰く、先生はとてもかなわん母親でした。ですが、きっとどこの母親も総じてかなわん人、厄介でうるさい人なんだろうと思います。ぜひすべての娘、かつて娘だったかたにも読んでもらいたい一冊です(もちろん男性にも)。
(すぎやま・きょうこ)1960年東京生まれ。愛子センセイの愛読者にとっては「娘と私」シリーズでもお馴染み。佐藤愛子を母に、田畑麦彦を父にもち、幼少期に両親の離婚を経験。89年に結婚し91年に桃子を出産。映画『九十歳。何がめでたい』では真矢ミキさんが演じた。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 3人で親になってみた
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2021年04月発売】
- 秋田の村に、移住しました。
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年10月発売】






















