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二代目市川團十郎の日記にみる享保期江戸歌舞伎

文学通信 八木書店
ビュールク トーヴェ 

価格
6,600円(本体6,000円+税)
発行年月
2019年02月
判型
A5
ISBN
9784909658098

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内容情報
[BOOKデータベースより]

資料がきわめて少ない享保期に残されていた、歌舞伎役者二代目市川團十郎の日記。この手つかずの資料を手掛かりに、第一部「享保期の江戸歌舞伎」で二代目團十郎の演技・演出について、第二部「享保期歌舞伎の興行」で江戸歌舞伎劇場経営の役割について解明する。そこには、身分を超えた観客らに広く迎え入れられた二代目團十郎と、業種を超えて近隣商業を巻き込み発展した歌舞伎劇場の姿があった。

第1部 享保期の江戸歌舞伎―二代目團十郎と演出の種々相(二代目團十郎の読書体験と演技・演出;江戸の開帳興行―不動明王の演技・演出を中心に;宣伝の演出と印刷物の制作―もぐさ売りを中心に;「助六」と喫煙の演出)
第2部 享保期江戸歌舞伎の興行(享保期江戸歌舞伎の劇場経営;森田座の休座と控櫓による河原崎座の旗揚げ;享保期の芝居茶屋;江戸歌舞伎の観客)

[日販商品データベースより]

江戸の歌舞伎劇場という一大商業圏は、こうして成立した。

役者と観客が文学、信仰、風俗を共有し、茶屋や商人を巻き込む要となった江戸歌舞伎劇場。歌舞伎の転換期といわれる享保期(1716〓1736年)、二代目市川團十郎はそこでなにを演じ、どのように劇場を切り盛りしたのか? 遺された日記「老のたのしみ」「柿表紙」「柏莚日記」「病中日記」「市川團十郎日記発句集」の写本をはじめとした膨大な資料を駆使し、第一部「享保期の江戸歌舞伎」で二代目團十郎の演技・演出について、第二部「享保期歌舞伎の興行」で江戸歌舞伎劇場経営の役割について実態を解明する。欧米演劇研究の文脈で歌舞伎をとらえる端緒となる画期的研究書。江戸歌舞伎の「転換期」に何が起こっていたのか。そこには、役者・二代目團十郎が身分を超えて観客と、歌舞伎劇場は業種を超えて近隣商業を巻き込み、それぞれ発展していく姿があった。



【公共圏としての江戸歌舞伎劇場が、なぜ享保期に発生したのだろうか。それは、この時期に江戸歌舞伎劇場をめぐって形成された商業圏と関連しているのではないか。

 江戸の歌舞伎興行と寺社の開帳興行は互いに影響し合いながら、両者とも集客に努めた。芝居茶屋は歌舞伎劇場の桟敷席を管理し、飲食のサービスを提供するようになった。歌舞伎役者はもぐさなどの商品を宣伝し、せりふ正本や番付など出版物を制作した。このように歌舞伎劇場はさまざまな業者を巻き込み、大きな商業圏を形成していた。江戸歌舞伎劇場はその要だった。】...おわりにより



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