この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 明治初期の教化と神道
-
価格:5,280円(本体4,800円+税)
【2013年07月発売】
- 戦時下日本の娯楽政策
-
価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2023年08月発売】
- パール・ハーバー 下
-
価格:4,180円(本体3,800円+税)
【2018年07月発売】
- 平成史〈完全版〉
-
価格:3,300円(本体3,000円+税)
【2019年05月発売】
[BOOKデータベースより]
一九九〇年代以降の日本近代史研究に大きな足跡を残した歴史家・牧原憲夫。その研究の中から牧原史学のエッセンスが詰まった代表的な論文を精選して収録。上巻は、研究の原点となる一九七〇年代前後の入手困難な初期論考をはじめ、明治後期の土地問題や農民問題論、民権運動の分析から、「客分」をキーワードに新しい民衆史像を提示した一九九〇年代までの論考など、未発表作品も含めて構成される。戦後の社会科学や歴史学に学びつつも、近代的価値観や制度そのものに内在する抑圧や排除・疎外を鋭く問い質していった歩みを示す。
1 原点―「敗北の論理」を見据えて(原点となった読書体験は?;否定としての溯行―創刊にあたって ほか)
[日販商品データベースより]2 土地所有にみる「近代」―源蓄期国家と運動者(宮崎民蔵の思想と行動―ある土地改革者の軌跡;明治社会主義の農民問題論 ほか)
3 民権と国権、連帯と侵略(民権と国権―大阪事件に見る;大阪事件研究の意味と課題 ほか)
4 民衆運動の論理―三極構造と「客分」(民権運動と「民衆」―ひとつの問題整理;政事と徳義―困民党の歴史的位相をめぐって ほか)
1990年代以降の日本近代史研究に大きな足跡を残した歴史家・牧原憲夫。その研究の中から牧原史学のエッセンスが詰まった代表的な論文を精選して収録。上巻は、研究の原点となる1970年代前後の入手困難な初期論考をはじめ、明治後期の土地問題や農民問題論、民権運動の分析から、「客分」をキーワードに新しい民衆史像を提示した1990年代までの論考など、未発表作品も含めて構成される。戦後の社会科学や歴史学に学びつつも、近代的価値観や制度そのものに内在する抑圧や排除・疎外を鋭く問い質していった歩みを示す。