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[BOOKデータベースより]
「僕の父は…僧侶でした。僕は…そういう環境から強く影響を受けたんです」。村上自身がかつてこう語ったにもかかわらず、仏教と村上作品の関係は論じられてこなかった。本書はこの点を初めて本格的に考察。仏教研究者である著者が、『風の歌を聴け』から『多崎つくる』までの主要作品に沿って、村上文学の根底に常に仏教的世界観があることを明確に示す。“仏教”で読み解く画期的・村上春樹論!
第1部(村上春樹と「何かが終わってしまった症候群」;『風の歌を聴け』の煩悩即菩提;「唯名論者」村上春樹の果敢な戦いとは;村上春樹にみる「庶民的な」無常感覚)
[日販商品データベースより]第2部(村上春樹、悪魔祓いのコミットメントを始める;村上春樹をとらえる「古い夢」の世界;村上春樹を閉じこめる「空」の輪の秘密)
第3部(『ねじまき鳥クロニクル』と『豊饒の海』の間;『海辺のカフカ』―鏡の世界のゴーストたち;「均衡そのものが善」と『1Q84』の教祖は語る;『1Q84』のゴージャスで支離滅裂な世界;色彩を持たない多崎つくると、甘美なる涅槃への旅路)
仏教と村上春樹作品の関係を初めて本格的に考察。仏教研究者でもある著者が、主要作品に沿って、村上文学の根底に常に仏教的世界観があることを明確に示す。仏教で読み解く画期的・村上春樹論。