- 在庫状況:出版社よりお取り寄せ(1週間程度で出荷)
[日販商品データベースより]
団地のすみでとても小さなじっちょりんの家族が朝ごはん。花びらや花粉やみつなどは食べるけれども、花の種だけは食べないでとっておいてかばんの中にしまう。かばんの中が種でいっぱいになったら出発だ…。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- チェリーひめのかくれんぼ
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2015年08月発売】
- チェリーひめのめいろだいぼうけん
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2016年11月発売】
- なにかな?なにかな?
-
価格:1,518円(本体1,380円+税)
【2009年10月発売】
- まおちゃんのうまれたひ
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2003年10月発売】
- でっかいたまごとちっちゃいたまご
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2013年03月発売】
なんだかすごくおもしろい絵本を見つけてしまいました。なんたって最初の場面で主人公達は見つけることのできない位の小ささで登場するのです。その主人公とは団地のすみに住んでいる「じっちょりん」の家族です。じっちょりんは花びらや葉っぱを食べるけど、種だけは食べないでとっておきます。なんと、コンクリートの隙間や電信柱の根本などにせっせと植えに行くのです!ああ、散歩の途中、あんなところに、こんなところにそっと咲いていた雑草を楽しめるのはじっちょりんのおかげだったのですね。作者のかとうあじゅさんはこの作品がデビュー作なのだそうですが、ユーモラスなじっちょりん一家の可愛らしさと、あっと驚くスケール感、そして愛にあふれた植物描写などなどに、すでにじっちょりんワールドのとりことなってしまいました。今度のお散歩は細かく細かく色んなところを覗いてしまうに違いありません。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
この本の紹介をメルマガで見て、即購入しました
それはどうしても読み聞かせたい女の子がいたからです
わたしはその子と学校の校庭を散歩してたくさんの野草を摘みました
それを押し花にして図書館から図鑑を借りて名前を調べて…
この本にはそれらの花のほとんどが描かれていました。ちゃんと名前付きで!
女の子は「じっちょりんて何?」と笑顔でいい、「この花こんな名前だったんだ!」と驚き、じっちょりんが踏まれないようによけたり、靴に乗ったりする絵に喜びました。幼稚園の名前やお店の名前にも、私よりも先に気付き、笑いました。
最後の最後まで、ほんとに細かい部分にも、作者の、じっちょりんと読者への小さな愛がちりばめられていて、それが野草が成長して花咲くように、読み手の心の中で大きく大きく膨らむのを感じました。
また野草を摘みに行きます。今度はじっちょりんを探しながら歩くことになるかもしれません。^^(サンサンフラワーさん 50代・福岡県 )
【情報提供・絵本ナビ】