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[BOOKデータベースより]
絵図・地図には、古代の知識や価値観、中世の思索や世界観、そして近世の広がりゆく知見や世界像などが、多元の切り口をもって投影され、巨細に具象化されている。(中略)そうした絵図・地図のひとつひとつが語る声に耳をすまし、そこにこめられた豊かなメッセージを読みとるとき、わたしたちは人類史を再構成する新たな地平への扉をおしあけることになるだろう。
1 古代・中世の世界観(中国古代の世界観;インド洋の陸封と解放―「プトレマイオス図・イドリースィー図・古今華夷区域〓(そう)要図」関係論 ほか)
[日販商品データベースより]2 新しい大地へのまなざし(マルティニ・アトラス再考;近世ヨーロッパのフロンティアとしてのウクライナ―ギョーム・ル・ヴァスール・ド・ボープランの地図と地誌をめぐって ほか)
3 地域の認識と把握(回憶のなかの戦国城下町―吉田郡山古図の景観表現とその変化;羽柴秀吉陣立書の周辺―羽柴・惟住関係の検討を中心に ほか)
4 近世・近代の知識と地図(東アジアにおける楊子器図の展開;寛永日本図の改訂とその実像 ほか)
5 コレクションの意義(本居宣長の地図利用―日本図・世界図を中心に;木村蒹葭堂と地図 ほか)
絵図・地図は、その時代の世界認識を映すだけでなく、新しい地平を切り開く作用も果たしてきた。絵図・地図を地理学のみの狭い視野から解き放ち、歴史学など関連諸学からのアプローチを取り入れて多面的に考究。