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[BOOKデータベースより]
「論争」のある問題を扱うことは、常に政治的中立をもたらすと言えるのか?教師は授業中に、自分の政治的な意見を表明してはいけないのか?様々な立場が含まれざるをえない主張を扱い議論するための方法や構想を、学校教育の実証研究を挙げて具体的に分析。私たちの多様な見解から生じる価値対立の捉え方、および公教育と民主社会の関係を再考する。
第1部 論争的な政治的問題のケース(なぜ民主主義社会は論争を必要とするのか;学校で論争問題を議論することの理論的根拠;論争的な政治的問題についての定義)
[日販商品データベースより]第2部 教室の内側(論争問題の議論についての巧みな教え方;私たちの中に潜んでいる多様性―教室におけるイデオロギー的多様性とその論争問題の議論への影響;見解の表明・非表明―教師の論争的選択)
第3部 カリキュラム内部の論争(性質転換しつつあることを教える―何が正規の論争なのか、ということについての論争;9・11:子どもたちが教えをよく聞く究極の時間―補助教材や教科書は教室での論争をどのように扱うのか;教室でもっと論争問題を扱ってもらうために)
私たちはどのように意見を交わしているか? 論争的な問題とは何か? 対立する主張を議論するあり方、公教育と民主社会の関係を再考する。