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[BOOKデータベースより]
朝のくだもの、階段の上り下り、少しでも人の役に立つこと。92歳で大腿骨骨折、寝たきりにならなかったのはどうしても家に帰りたいという執念でした。
第1章 98歳で現役の医師、衰え知らずの頭脳と記憶力、頭の中を明晰に保つ方法。(昨日食べたものや会った人、出来事を思い出す。そうすることで浅い記憶をより深く脳に刻めます。それがもの忘れ防止に役立つと信じています。;午後に数字パズルをします。脳にいいかどうかは不明ですが少なくともリラックス効果は抜群、完成すると達成感もあります。 ほか)
第2章 毎日の階段の上り下り、食事はいつも腹八分目、からだの元気をつくる生活法。(朝ごはんはパンでも果物でも何でもかまわないのです。健康や長寿のために必ず食べるものはありません。唯一決めているのは食べ過ぎないことです。;今も週に1回は外来を受け持っています。毎日の階段の上り下りも含め昔とあまり変わらない生活をするのがいいようです。 ほか)
第3章 精神の健康を保っているのは、くじけない気持ち、何歳になっても挑戦し続ける心。(92歳で骨折してしまいました。寝たきりにならなかったのはどうしても家に帰りたいという執念。だから手術のあと必死にリハビリを続けたのです。;「骨は年相応ですが、筋肉は92歳のものではない」医師の言葉は階段の上り下りのおかげ。3階に住んでいてよかったと思いました。 ほか)
第4章 私を医師にした青島での出会い、神様に導かれるようにして開けていった思いもかけない人生。(「あなたはこれをしなさい」神様が与えてくれたのが医者という仕事でした。それは中国の北京でのこと、私は27歳でした。;充実した病院の仕事を辞め清水先生のもとで手作りの診療所を開きました。迷いに迷った末に歩き始めたまったく新しい道でした。 ほか)
朝のくだもの、階段の上り下り、少しでも人の役に立つこと。小さなことを積み重ねて98歳、今も現役の医師が、「頭の中を明晰に保つ方法」「からだの元気をつくる生活法」などを紹介する。
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朝のくだもの、階段の上り下り、少しでも人の役に立つこと、
そんな小さなことを積み重ねて98歳、今も現役の医師。
92歳で大腿骨骨折、寝たきりにならなかったのは
どうしても家に帰りたいという執念でした。
きょうは肉が食べたい、お酢の料理を作ってみよう、
ちょっと座って足をブラブラさせよう、
今回は頑張って休まずに階段を上ろう、
ああ熱いお風呂に入りたい……
からだの中から聞こえる声に耳をすまして。
自然な、思うままの暮らしが私の健康を作っています。