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- 先生、ちょっと人生相談いいですか?
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- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2018年10月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784797673630
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[BOOKデータベースより]
第1部 寂聴先生、「鬱」と「いじめ」経験を語る(あたし、「ポスト寂聴」ねらってます;お経はほんとに詩みたいです―比呂美 ほか)
[日販商品データベースより]第2部 女の悩み、娘の悩み、母の悩み(子どもを捨てた話;最後は「家族」を書きたい ほか)
第3部 先生、死ぬってどういうことですか?(今夜にでも、コロッと死にたい;美しいご遺体たち ほか)
第4部 小説家という「生き物」(作家の煩悩;才能を信じてくれた母 ほか)
比呂美が読む、おすすめ瀬戸内晴美・寂聴文学
"「こんな寂聴さん、見たことない!」
話題の美人秘書・瀬尾まなほさんも仰天の対談。
伊藤比呂美「寂聴先生、いったい私はどんなふうに死ねばいいんでしょう?」
瀬戸内寂聴「そんなこと言ったって、知らないわよ。私だって死んだことないんだから」
冗談のような会話から始まる対論は、あちらこちらに話題をシフトしながら、どんどんディープな方向に。
天下の瀬戸内寂聴に、詩人・伊藤比呂美がずんずん斬り込む!
セックス、鬱、子ども、老い、死……どんな難問・奇問にもずばり回答します!
寂聴先生、「鬱」と「いじめ」経験を語る。
死に直面して考えたこと。
アメリカに暮らす孫やひ孫たち。
──このほか、本邦初の話題が満載!
愛に向かって正直に生きる二人の対話──瀬戸内寂聴秘書 瀬尾まなほ(巻末解説より)
“今までの私は「セックス」と口にするだけでなんだかとても恥ずかしいようなそんな感覚だった。当たり前のことを当たり前に話している、それだけのことなのに、
きっと今の時代でもここまでオープンに話す人は多くない。きっとこれを読んで「そうそう」とうなずく人はたくさんいると思う。""
著者略歴
瀬戸内寂聴(せとうちじゃくちょう)
1922(大正11)年5月15日、徳島市生れ。旧名・晴美。作家・僧侶。東京女子大学卒業。1957(昭和32)年「女子大生・曲愛玲(チュイアイリン)」で新潮社同人雑誌賞受賞。
1961年『田村俊子』で第一回田村俊子賞、1963年『夏の終り』で第二回女流文学賞を受賞。
作家としての地位を確立し、幅広い文学活動ののち、1973年11月14日、平泉中尊寺で得度受戒。法名・寂聴。翌年、京都嵯峨野に寂庵を結ぶ。1987年より2005年まで岩手県天台寺住職を務める。
旺盛な創作活動を続け、1992年(平成4)年『花に問え』で谷崎潤一郎賞、1996年『白道』で芸術選奨文部大臣賞を受賞。1997年、文化功労者。1998年、『源氏物語』現代語訳全十巻完結。
2001年、『場所』で野間文芸賞。2006年、国際ノニーノ賞(イタリア)を受章、同年、文化勲章を受章。2011年、『風景』で泉鏡花賞巻末特別付録:比呂美流「寂聴文学」ガイド(書き下ろし)
伊藤比呂美(いとうひろみ)
1955年、東京都生まれ。詩人。78年に現代詩手帖賞を受賞してデビュー。
80年代の女性詩人ブームをリードし、『良いおっぱい 悪いおっぱい』にはじまる一連のシリーズで「育児エッセイ」という分野を開拓。
「女の生」に寄り添い、独自の文学に昇華する創作姿勢が共感を呼び、人生相談の回答者としても長年の支持を得ている。
近年は介護や老い、死を見つめた『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』(萩原朔太郎賞、紫式部文学賞受賞)を刊行、米国・カリフォルニアと熊本を往復しながら活動を続けてきた。
2018年より拠点を熊