この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- ヒーローの打球はどこへ飛んだか
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2001年07月発売】
- 2000勝投手はこうして誕生した
-
価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2019年11月発売】
- それはパンデミックから始まった
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2021年11月発売】
ゲスト さん (ログイン) |
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)、洋書など在庫も充実
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2001年07月発売】
価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2019年11月発売】
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2021年11月発売】
[BOOKデータベースより]
明治五年、第一大学区第一番中学校庭で、米国人教師ホーレス・ウィルソンがノックを打ったとき、「日本野球」が始まった―。日本の野球、そして世界の野球は、今後どうなっていくのだろうか。日本が果たすべき役割を考えるうえで、特殊な土壌で形成、発展してきた「野球」の本質を理解するために。
第1章 野球とは
[日販商品データベースより]第2章 日本野球の始まり
第3章 日本にもあったクラブ野球
第4章 ストレンジと中馬庚
第5章 日本的精神野球のふるさと
第6章 「野球原人」のその後
第7章 「野球害毒論」と「純正野球道」
第8章 野球に新しい活力を与えられるのは
ホーレス・ウィルソン(米国)、フレデリック・ストレンジ(英国)、中馬庚(日本)、この三人が「日本野球」の基礎を築いた。日米の「野球」の違いとは何か。「プロ」主動の米国、「学生野球」が起源の日本。この野球観の違いが「野球」の原点にある。過激な言い方だが、メジャーリーグの歴史はイカサマ、インチキの歴史であり、フェアプレーの反対の「アンフェアネス」の歴史だ。「賭け」「八百長」に始まり、スピットボール(不正投球)、ビーンボール(威嚇投球)、サイン盗み、トリックプレー、自軍攻撃時の空調操作、そしてあとを絶たない薬物問題。このときにあって、その存在価値を主張できるのが「日本野球」というものだ。ベースボールは日本での創始のとき、当該校の教師や学生によって一段と高いものにされた。いま全国に散らばる有名無名の指導者たちや純真な球児たちによって、それはつねにより高いものへと変革が続けられている。これほど「クリア」で「クリーン」なベースボールが日本に保存されているというのは、まさに「世界遺産」級の話である。メジャーリーグで、イチローがあるいは松井秀喜がアンフェアなプレーをしたなんて聞いたことがあるだろうか。そんなことをする彼らの姿を想像することができるだろうか。彼らがグラウンドで唾を吐かないことだけでも際立っている。私たちは「日本野球」の歴史と伝統をつくってこられた先人に感謝しなければならない。それにはまず、その足跡を正しく理解することだ。その理解が、いつかは「世界野球」の真の推進に役立つ、と信じたい。