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[BOOKデータベースより]
学校のモンダイは、学校だけのモンダイではありません。例えば、いじめ。自殺。体罰。学校で、親子で、どのように話しますか?そこには唯一絶対の「正解」はなく、自分と、関わる他者が納得できる「納得解」を導きだす力が必富です。そのためには、見えるものを上手に疑う「クリティカル・シンキング」つまり「複眼思考」が大事。それは「生きる力」そのものです。その思想や哲学、思考力を鍛えるために、15歳にとって身近なテーマを例にとり、「よのなか科」の藤原先生が解説します。
校長先生の始業式や入学式の話―はっきりいって、つまんなくなかった?
[日販商品データベースより]学校トイレ―キタナイのが嫌で、もらしちゃったことない?
給食―おいしくないのは当たり前?
図書室―お化け屋敷になってはいないか?
保健室―なんでみんなが寄ってくるの?
制服か私服か―カッコいい制服着たい?
部活動―体罰は続いてないよね?
ICT教育―タブレット端末や電子黒板、使ってる?
テレビとケータイ―三時間以上だと学力が上がらないってホント?
道徳―八〇〇人の避難所に七〇〇個のロールケーキが運ばれたら?〔ほか〕
正解がひとつでない問いと向き合うには、コツがある。「よのなか科」の藤原和博が教える、学校でも、家庭でも、ビジネスでも役立つ思考法。毎日新聞「15歳のニュース」の看板連載を書籍化。