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[BOOKデータベースより]
西田幾多郎が晩年に発表した長大な論文「絶対矛盾的自己同一」。後期西田哲学の最重要概念といえるこの難解な思想を、古今東西の哲学に通暁した著者が読み解く。プロティノス、道元、ガリレイ、アインシュタイン、井筒俊彦らを参照し、改めて浮かび上がる西田哲学の神髄は、世界のあらゆる哲学の基底をなすものだった。
1 西田幾多郎の論文「絶対矛盾的自己同一」を読む
[日販商品データベースより]2 井筒俊彦の論文「意識と本質」を読む―「西田哲学」を継ぐ者を求めて
3 井筒俊彦著『神秘哲学‐ギリシアの部』を読む―「矛盾的自己同一」の先行者を求めて(1)
4 井筒俊彦の論文「「理事無礙」から「事事無礙」へ」を読む―「矛盾的自己同一」の先行者を求めて(2)
5 ガリレイとアインシュタインにおける「相対性」と、西田幾多郎における「矛盾的自己同一」
6 科学哲学者としての西田幾多郎の面目―『西田哲学選集』第二巻「科学哲学」論文集と末綱恕一『数理と論理』、および『西田幾多郎書簡集』を読む
7 いま一つの「矛盾的自己同一」―「行為的直観」とは何か
8 「矛盾的自己同一」でないものとあるもの―「ハイブリット」と「相補性」
9 もう一つの「矛盾的自己同一」―「逆対応的」とは何か
10 付論
日本の独創的哲学者・西田幾多郎の「絶対矛盾的自己同一」は、世界の哲学の基底をなす重要概念だった! 西田のみならず井筒俊彦ら多彩な論考を渉猟し、プロティノス、道元、アインシュタインなど様々な思想・科学の鍵としての「矛盾的自己同一」を解明する。