- 在庫状況:品切れのためご注文いただけません
- ママがやった
-
- 価格
- 759円(本体690円+税)
- 発行年月
- 2019年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784167912062
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 照子と瑠衣
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2023年10月発売】
- ママナラナイ
-
価格:836円(本体760円+税)
【2023年10月発売】
- そこにはいない男たちについて
-
価格:726円(本体660円+税)
【2022年07月発売】
- ホットプレートと震度四
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2024年02月発売】
- ホテルクラシカル猫番館 7
-
価格:704円(本体640円+税)
【2022年12月発売】
[BOOKデータベースより]
「まさか本当に死ぬとは思わなかったの。びっくりしたわ」79歳の母が72歳の父を殺した、との連絡に姉弟3人が駆け付けた。母手製の筍ご飯を食べながら、身勝手で女性が絶えなかった父の、死体処理の相談を始める―男女とは、家族とは何か。ある家族の半世紀を視点人物を替えて描いた、愛を巡る8つの物語。
[日販商品データベースより]或る家族の半世紀を描いた、愛をめぐる8つの物語。
小料理屋の女主人・百々子(79歳)と、若いころから女が切れない奇妙な魅力をもった夫・拓人(72歳)。半世紀連れ添った男を、ある日水で濡らしたタオルを顔にかぶせ、その上に枕をおき全体重で押さえ、殺した。
急きょ集まった三人の子供たちに向かって「あんたたち、お昼食べていくんでしょう」と、百々子は米をとぎはじめる。
「ママはいいわよ。べつに、刑務所に入ったって」警察に連絡するしないでもめている三人に、のんびりした口調で話す。
死体処理の相談をする姉たちは弟・創太にブルーシートを買ってくるよう命じるが、創太の足は父親との思い出の店・小鳥屋へ向いていた――
表題作ほか、「五、六回」「ミック・ジャガーごっこ」「コネティカットの分譲霊園」「恥」「はやくうちに帰りたい」「自転車」「縦覧謝絶」の全八篇。
解説:池上冬樹