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- 山下奉文
-
昭和の悲劇
文春文庫 ふ12ー7
- 価格
- 586円(本体533円+税)
- 発行年月
- 2008年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784167593070
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[BOOKデータベースより]
「マレーの虎」と呼ばれ畏れられた「最後の英雄」がたどった栄光と無念の軌跡を追い、昭和という時代の実相を明かにする。『乃木希典』に続く傑作評伝。新たに一章を加えた増補決定版。
1 英雄(大杉のもとに宿った二つの運命;徹底した合理主義が生んだ「特攻の思想」;貧困を眺めながら育った少年期)
2 組織(何故、皇道派に加担したのか;山下・パーシバル会談の真相;保田與重郎の山下観)
3 粛清(疑わしきは罰す;「死んだ兵隊のために動いてはナラン」;「恐怖」によってかろうじて保たれていた中立;井伏鱒二による「マレーの虎」の横顔)
4 敗北(セクショナリズムの病弊;大西瀧治郎の二〇〇〇万人特攻論;退却と飢餓;屈辱に満ちた降伏調印式;終焉の地ロス・バニョス)
5 余滴(大宮・青葉園の記念館;歩兵第三連隊に集った青年将校たち;連隊長山下大佐に対する兵士の思い;山下が悩み続けた心の痛手;組織人ゆえの酷薄さだったのか)