
ユーザーレビュー (2件、平均スコア:4)
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ハマナギの月
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要旨
この本は決断できない日本をアメリカ人の視点から批判したものだ。
3.11の原発事故。政府と東電の情報共有が上手くいかず、また長期的なビジョンを持たないがために問題があとからあとから増えていく。
また、在米軍基地における問題にも触れている。
尖閣諸島の占領に見られる中国の太平洋進出願望。これを阻止する砦が沖縄だ。アメリカは太平洋の平和を維持するために沖縄から中国に睨みを効かせている。しかし、基地問題には地方政治家の思惑などが絡み、複雑なものとなっている。どうか個人の問題ではなく世界平和に関わる問題として真剣に考えて欲しいものである。
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ゾリ
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アメリカ人から見た日米同盟と在日米軍問題
この本はアメリカの沖縄総領事などを務められ、震災前に「沖縄はゆすりの名人」という発言をしたことによって更迭された人によって書かれた本である。この本に書かれていることは、筆者が長年日本で外交官をしていて、日本人の外交が苦手なことを改めて指摘するとともに、日米同盟は盤石でなければならない。日本に有事の際は、アメリカは必ず日本を守るということが書いてあった。この本を読んで、一刻も早く、日本のために極東平和のためにも、普天間基地問題は解決されるように日本政府は動かなければならないと思った。
[BOOKデータベースより]
「沖縄はゆすりの名人」などとレッテルを貼られ更迭された米国務省元高官が明かした事件の真相。対日政策三十年のキャリアをもつ外交官が見た「トモダチ作戦の内幕」「沖縄基地問題の迷走」「日本の政治家たちへの評価」などアメリカ政府の本音を激白する。
第1章 トモダチ作戦の舞台裏
第2章 嵌められた「ゆすりの名人」報道
第3章 横紙破りの外交官として
第4章 アメリカは日本を手放さない
第5章 沖縄「反基地」政治家との戦い
第6章 日米同盟の内幕
第7章 七転び八起きでいいじゃないか