[BOOKデータベースより]
娘よ!妻よ!絶海の孤島からの手紙が胸を打つ―水涸れ弾尽きる凄惨な戦場と化した、本土防衛の最前線・硫黄島。その知略で米軍を最も怖れさせた陸軍中将栗林忠道は、粗末なテントに起居しながら、留守宅の幼い末娘を夢に見、お勝手の隙間風や空襲の心配をする愛情こまやかな父でもあった―。死よりも、苦しい生を生きた烈々たる記録。感涙のノンフィクション。
第1章 出征
第2章 22km2の荒野
第3章 作戦
第4章 覚悟
第5章 家族
第6章 米軍上陸
第7章 骨踏む島
第8章 兵士たちの手紙
第9章 戦闘
第10章 最期
軍人として父として、命の一滴まで戦い続け、“玉砕を拒んだ”総指揮官がいた。智謀を尽くした戦略で「米国を最も恐れさせた男」の姿を、家族への手紙とともに描く感涙の人物伝。〈受賞情報〉大宅壮一ノンフィクション賞(第37回)
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米軍を最も怖れさせた陸軍中将栗林忠道を家族への手紙とともに描く傑作ノンフィクション。胸が熱くなります。