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ヒルクライマー

小学館文庫 た16ー1

小学館
高千穂遙 

価格
723円(本体657円+税)
発行年月
2011年06月
判型
文庫
ISBN
9784094086201

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内容情報
[BOOKデータベースより]

妻も娘も顧みず、四十歳で出会ったヒルクライムに全てを賭ける男。マラソンを捨て目標を失い、大学も中退した青年。そして二人を取り巻く坂馬鹿たち。彼らは坂の頂点を目指しひたすら登り続ける。「なぜ坂に登るのか?」それはロード乗りが必ず一度は直面する問いだ。なぜ重力の法則に逆らい、息も止まるほどの苦しさに耐えなければならないのか。長い坂を登りつめた果てに、待つものは何なのか。自転車で山に登る面白さに取り憑かれた作家が、自らの体験を元に描き尽くした日本初の本格ヒルクライム小説。坂に魅せられた者たちの、魂と肉体の再生の物語。

[日販商品データベースより]

本格自転車山岳レース小説、待望の文庫化!

「なぜ坂に登るのか?」
世はまさに空前のロードバイク・ブーム。そして中でもヒルクライムレースは、山国という日本の国土の特異性もあり、多くのファンを惹きつけてやまない。されど……。
自転車で山に登る……容赦のない疲労困憊……いったい何が楽しいのか?なぜ重力の法則に逆らい、何の報酬もない苦行に耐えなけれなならないのか。しかし、死ぬほど苦しくても、彼らはペダルを漕ぐのを止めない。長い坂を登りつめた果てに何があるというのか?
ヒルクライムの面白さに取り憑かれた作家が自らの体験を元に、愛すべき“坂バカ”たちのドラマを鮮烈に描き尽くした、日本初の本格ヒルクライムレース小説。本書はスポーツ冒険娯楽小説であると同時に、坂バカたちそれぞれの人生の疲れと痛みが、歓喜に満ちた癒しに変わっていく過程を描いた、魂と肉体の再生の物語でもある。
「なぜ坂に登るのか?」
それはロード乗りが必ず一度は取りつかれる問いだ。読んでから登るか、登ってから読むか? 答えは挑んだもののみに与えられる。

【編集担当からのおすすめ情報】
文庫帯に応援のコメントを寄せていただいたのは、なんと! レディオシャックの一員としてジロ・デ・イタリアに参戦中の別府史之選手。説明の必要もないと思いますが、2009年のツールドフランスを日本人として初めて完走した、世界的プロロード選手です。グランツールを走った選手にしか語れない、本書へのコメントは? それは読んでのお楽しみ。

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周りに自転車乗りが急増しています。
TVでお笑い芸人が「自転車芸人」としてその魅力を語ったり、書店店頭で自転車専門誌がハバを聞かせていたりとブームなのかな、と思い手に取った本です。
正直言って私は、自転車で坂を登ることに苦痛以外のものが存在しているとは思えないというタイプの人間です。
この小説に出てくる自転車乗りたち、しかもジャンル的には「坂馬鹿」と言われるヒルクライマーたちも、登っている最中は、肉体的、精神的にかなり苦しそうでしかない。
「なぜ登るのですか?」と言う問に対しても、最後まで納得の行く言葉は出てきません。
それでも、仕事以外の全ての時間を練習に費やし、小遣いのほとんどを自転車に注ぎ込み、妻にあきれられ、娘には見放され、ほぼ家庭崩壊の状態になっても自転車はやめない。
アホとしか言いようがない人たちです。

少し前で書いたように、「なぜ自転車に乗るのか」「なぜ自転車で坂を登るのか」という答えは最後まで示されてはいないのですが、途中からなぜか「だってそういうものだし」と思ってしまった自分にびっくりです。
明確な言葉にせず、それを納得させるストーリーに、知らず知らずに巻き込まれていたということでしょうか?
これは自身も自転車にハマっているという著者ならではのワザなんだろうなと、気持ちのいい「してやられた感」を感じました。
この本を読んで自転車に乗ろうとか、自転車の魅力がわかったとか、そんなことは言えませんが、自転車乗りたちを若干温かい目で見ることはできるようになったと思います。

自転車好きにも、自転車好きの知人を「アホだなぁ」と馬鹿にしている人にも是非オススメです。
単純にエンターテインメントとしても一級だと思います。

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