- 読み忘れ三国志
-
- 価格
- 586円(本体533円+税)
- 発行年月
- 2007年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784094082203
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[BOOKデータベースより]
古代中国を舞台にした勇壮無比な英雄譚である『三国志』は、日本人にとっても国民的な読み物として古くから親しまれてきた。「泣いて馬謖を斬る」をはじめ、ことわざや金言、よく知られたエピソードも多い。本書では、稀代の深読みの達人が、そこに秘められた歴史・人物・宗教観・武器などのエッセンスを、わかりやすく自由に綴っていく。『三国志』の世界が鮮やかに甦り、未読の人はもちろん、一度読んだ人も再び手に取って挑戦してみたくなるだろう。古今東西のテーマで著作をものにしている著者の、『三国志』についての初めての本。
三国志の世界を覗く―礼に始まり霊に終わる
義兄弟の契り―兄が上か、それとも弟が上か?
英雄たちの名前の秘密―名は体をあらわす、というけれど…
官職名もおもしろい―肩書きが物をいう理由
母と子の絆―中国のお母さんは猛母ぞろいだった!
黄巾の賊と道教―仙人も山を降りる時代へ
逆臣董卓の光と影―董卓は占い合戦に翻弄された
中国最大の霊器の謎―玉の威力で天下鎮まる
進化した驚異の古代武器―三国時代の新兵器はものすごい!
三国志の中の女性たち―美女のひそみにならえ
大宴会と酒席の眺め―英雄、酒に飲まれ易く、国成り難し
曹操という武将の性格―「文学王朝」魏の建設者たち
古代中国における女性の運命―チャラチャラした女こそ真に賢い?
呉国の英雄の血筋―孫子の「子孫」はどうなったか?
三国志の忘れられた強者たち―呉の真の勝利者だった……かもしれない
ヒーロー諸葛孔明登場―軍師は煮ても焼いても食えぬもの
摩訶不思議の陣立て―「八陣図」方士は死ぬまで勉強する
大軍師の打ち明け話―諸葛孔明の穏やかな私生活をあばく
孔明のすばらしい強敵―高貴で勇ましき野生は、煮南にあった
名文句の生まれる現場―諸葛孔明はなぜ泣いて馬謖を斬った?
戦いに作用する運命の力―諸葛孔明が敗れた理由を知りたい
三国志時代の日本―司馬懿と卑弥呼は同時代の仲間
新しい世代の死闘―帝国を興すマナーとノウハウ
三国志をふりかえって―終わりの始まり