- 在庫状況:在庫あり(1〜2日で出荷)
- ウズタマ
-
- 価格
- 814円(本体740円+税)
- 発行年月
- 2021年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784094070965
[BOOKデータベースより]
結婚を控えた松宮周作は、ある日、父から周作名義の通帳を渡される。振り込み続けたのが誰かを明かさぬまま、父は脳梗塞で昏睡状態に。通帳の謎に向き合い、自分の過去を探り始めて辿り着いたのは、25年前に起こった傷害致死事件だった。被害者は、病気で亡くなったと聞かされていた母。加害者を捜し始めた周作は隠された真実に少しずつ近づいていく。家族を怖れる男と、家族を求め続ける男が織りなす、感涙必至の家族小説。巻末は人気マンガ家キリエさんによるマンガエッセイ風解説。読者メーターOF THE YEAR 2018第一位に輝いた傑作が、待望の文庫化。
[日販商品データベースより]1位に選ばれた感涙家族小説、待望の文庫化
食品メーカーに勤める松宮周作(28歳)は、シングルマザーの紫織と結婚の約束をしていた。そんなある日、父、将彦から周作名義の預金通帳を手渡される。「誰が」振り込みを続けてくれたのか、その問いに答えぬまま、半月後、将彦は脳梗塞で倒れて昏睡状態に。
真相を探るにも、幼い頃に母親を亡くして親戚づきあいもない周作には、全く心当たりがない。果たして、自分のために、毎月少しずつ振り込み続けてくれたのは誰なのか……。
通帳の謎に向き合って初めて、父親のこと、自分自身の生い立ち、母親の顔さえ何も知らないことに気づき、周作は愕然とする。そして、父親と自分の過去を探り始めて辿り着いたのは、25年前に起こったとある傷害致死事件だった。
被害者は、病気で亡くなったと聞かされていた周作の母。加害者は、当時、松宮家で家事手伝いをしていた18歳の少年だと知る。加害者を捜し始めた周作は、25年前の事件に隠された真実に少しずつ近づいていくのだった。
家族を怖れる男と、家族を求め続ける男が織りなす切なすぎるストーリー。
巻末の人気マンガ家キリエさんによるマンガエッセイ風解説も必読です。
【編集担当からのおすすめ情報】
青春小説の旗手として、人気も実力も兼ね備えた著者が、敢えて「新しい家族小説」に挑戦。本が好きな多くの読者に愛されて、読者メーターOF THE YEAR 2018 No.1に輝いた傑作が、待望の文庫化です。閉塞感の続く今、心に小さな希望が灯る家族小説です。巻末では、マンガ家キリエさんにマンガエッセイ風解説にチャレンジしていただきました。この解説も見逃せません!
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 光が死んだ夏
-
価格:990円(本体900円+税)
【2023年12月発売】
- バニラな毎日
-
価格:660円(本体600円+税)
【2023年04月発売】
- 沖晴くんの涙を殺して
-
価格:858円(本体780円+税)
【2023年10月発売】