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[BOOKデータベースより]
財務官僚から、自身も「まさか!」のニュースキャスターへ転身。「日本をよくしたい」という思いで素人キャスターは突き進んだ。スタッフや共演者という同志を得て、東日本大震災や政治家の取材等に熱く取り組んでいったが―。『NEWS ZERO』12年間の舞台裏を赤裸々に振り返る!
第1章 ゼロからの出発
第2章 網走一家に入る(生い立ち1)
第3章 デーモン村尾と呼ばれて(生い立ち2)
第4章 NEWS ZEROの基本線
第5章 共演者たち
第6章 東日本大震災とリーマンショック
第7章 契約終了
今、明かす『NEWS ZERO』の舞台裏
今を去ること12年前。
著者は、嫌われ者の財務省出身の元・官僚で、しかも県知事選の落選者だった。そんな著者にまさかの、キャスター就任の依頼が!?
そこから始まった怒涛の日々。化粧やコンタクトレンズ装着、発声練習に、アクセントの矯正…。とまどいばかりの毎日が始まるも、持ち前の鈍感力と、「日本をよくする」という思いで、駆け抜けていく。
『NEWS ZERO』のコンセプトは、「日本をよくする」。
これは、番組開始前夜、番組の幹部と著者が何度も語り合って決めたもの。
この目標のため、著者は硬いニュースを、わかりやすく伝えようと東奔西走する。著者だけではない。スタッフはもちろん、星野仙一氏や小林麻央氏、櫻井翔氏といった共演するキャスター陣も奮闘する。
しかし、視聴率を重視せざるを得ないスタッフとの対立も目立ち始めて…。
「素人キャスター」だった著者だからこそ語れるNEWS番組の熱き舞台裏。
「網走一家」」に属していた少年時代や、「悪代官」と呼ばれた官僚時代の知られざる事実も紹介!
さらに、著者だけが知る、星野仙一氏や、櫻井翔氏、桐谷美玲氏らのエピソードも満載!
【編集担当からのおすすめ情報】
発売前にこの本のゲラを読んだ方から、多くの反響をいただきました。
「村尾さんって、こんなに面白い人だったんだ!」
「村尾キャスターって、ものすごく熱い人だったんだね!」
「どのニュース番組も同じような芸能ネタを流す理由がわかった」
著者の村尾さんは、本当にまっすぐな熱い魂の持ち主です。その村尾さんが、「視聴率ゼロ」と揶揄(やゆ)されながらも、日本を良くしようと努力を続けた奮戦記です。さらに星野仙一さんや小林麻央さん、櫻井翔さんの思い出話なども盛り込んだ、読みどころだらけの1冊です。
ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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- るー
-
あーそういうことか
ズバリ、NEWS ZEROの裏側を書かれた本です。
なるほどね、と思う傍ら、村尾さんは熱血漢で勤勉で聡明だけれど愚直なほど真っ直ぐで曲がったことが大嫌い、でも温かいお人柄なのだということも文面から伝わってきました。
その村尾さんがなぜNEWS ZEROをお辞めにならなければならなかったのか、いつもキリッ、カッチリ、凛として真実を誠実に的確に伝えていたZEROが、なぜ今のメインキャスターに就かれているUさんを迎えて、ゆるゆる、だらだらした緊張感のないnews zeroになってしまったのか、よくわかりました。
Uさんはメインキャスターなのに、ニュースを伝えるのではなく、毎日ゲストに来ている方やデスクの方にニュースの解説をしてもらってそれを聞くだけですが、村尾さんはご自身で解説をし、ニュースをご自分の言葉で伝えることができるよう、学び、自ら原稿を書いていらしたとのこと。
報道への向き合い方が全然違うのですね。
また、ご本人は『素人キャスター』とご自身のことをおっしゃっていますが、素人キャスターだからこそ、キャスター就任までに色々なポストの仕事に就かれたことで世間を沢山ご覧になっており、大変視野が広くていらっしゃる。
大学を出て、アナウンサーしか勤めたことのない人とは、その世界観は雲泥の差です。
視聴率狙い…
村尾さんからUさんにメインキャスターを据え変えられて、結果的に視聴率は落ちてるみたいですね。
皮肉なものです。