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[BOOKデータベースより]
広大な大地に広がる深遠な手仕事布の森へ―カディ、ジャムダニ、アジュラック、カンタ…美しきインド布の“今”を訪ね、創り、つなげる旅。インドのひとびとと布づくり・服づくりを続けるCALICO:the ART of INDIAN VILLAGE FABRICSの小林さんが、インド手仕事布の世界をご案内します。
1章 インドの布をもとめて(一隅の光としての布;カディが文化となる日まで ほか)
2章 世界を変えたインドの布(インド布という現象;布に翻弄されたインドの歴史 ほか)
3章 インド手仕事布の今(カッチのひとびと―職人とNGOが牽引するものづくり;天然素材への回帰 ほか)
4章 CALICOの仕事(CALICOの名を使うこと;生地生産 ほか)
インドの美しい手仕事布をめぐる旅
ここ数年、かつての“安くてキッチュなもの”というインド雑貨のイメージを覆す“いまも続いていることが奇跡のようなインドの手仕事”が注目されています。本書は、そんなインドの手仕事のなかでも、カディ(手紡ぎ手織りの綿布)に代表される、とりわけ注目度の高いテキスタイルに焦点をあてます。インドの手仕事布の現状を最もよく知る日本人のひとりであり、CALICO:the ART of INDIAN VILLAGE FABRICSを主宰してインドの職人たちと伝統技術を活かした布づくり、服づくりを続ける小林史恵さんが、広大な大地に広がる奥深いインド布の森へご案内します。小林さんの文章とともに旅の道案内をしてくれるのは、インドの手仕事布の世界を織りなす生命力あふれる人、布、大地を色あざやかに切り取った在本彌生さんの写真。どんな布が、どんな土地で、どんな人々により、どうやってつくられているのか─インドの手仕事布の“今”と“すごさ”がわかる一冊です。
【編集担当からのおすすめ情報】
インドの手仕事による染織品はヴィンテージをもとに語られることが多いなか、“今”を伝えることにこだわった本書は貴重なドキュメントでもあります。途方もない時間や労力がかかる仕事が、なぜインドでは今も生業として続くことができているのか。布を知り、背景を知るごとに実物にふれてみたくなる、布好き必見の本です。
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