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- 終わらざる夏 上
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- 価格
- 814円(本体740円+税)
- 発行年月
- 2013年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784087450781
[BOOKデータベースより]
1945年、夏。すでに沖縄は陥落し、本土決戦用の大規模な動員計画に、国民は疲弊していた。東京の出版社に勤める翻訳書編集者・片岡直哉は、45歳の兵役年限直前に赤紙を受け取る。何も分からぬまま、同じく召集された医師の菊池、歴戦の軍曹・鬼熊と、片岡は北の地へと向かった。―終戦直後の“知られざる戦い”を舞台に「戦争」の理不尽を描く歴史的大作、待望の文庫化。第64回毎日出版文化賞受賞作。
[日販商品データベースより]戦況も敗色濃厚な昭和20年夏、3人の男に召集令状が舞い込み、北の孤島へ。45歳の片岡。4度目の召集となる歴戦の兵・鬼熊。若き医学生・菊池…。戦争の理不尽を重層的に描く渾身の長編。
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
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「夏の文庫2015」レビューコメント
1945年8月。戦争は終わったはずなのに、千島列島ではまだ悲惨な戦いが続けられていた。知られざる戦争の一端を、45歳という年齢で兵役についた主人公を中心に描く作品。戦後70年を迎える今年。ぜひ知っておきたい歴史です。(さっちゃん/女性/50代)
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「クリスマスに贈りたい本 2013」レビューコメント
話は終戦直後の夏の話だが、クリスマスが迎えられるのも、平和があってこそ。平和の大切さをかみしめる本です。(天使大好き/男性/40代)