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講談社学術文庫 2531
講談社 鎌田茂雄
点
苦しみの中でその名を称えれば、即時に現れ、病やすべての厄災から救ってくれる…。インド、中国、日本で、圧倒的な救世主として古来愛され続けてきた“観音さま”。そもそも観音はいつ、どこで生まれたのか。人はなぜ観音を信じるのか。日本文化に与えた影響は―。歴史的背景や『法華経』などの経典、観音像を検証しながら、「観音信仰」の真髄に迫る!
第1章 観音とは何だろう第2章 観音の誕生第3章 『観音経』の教え第4章 観音信仰の歩み第5章 アジア民衆の中に生きる観音第6章 観音、海へ第7章 観音と日本人
その相(すがた)は、仏から菩薩まで三十三変化。苦しみの中で名を唱えれば、即時に現れ、深い智慧で病やすべての辛苦から救ってくれる……。古来、インド、中国、東南アジア、日本で救世主として愛され続けてきた<観音さま>。そもそも観音はいつ、どこで生まれたのか。中国文化や日本文化に果たした役割は? 歴史的背景や、様々な観音像を検証し、法華教の経典をひもときながら、「観音信仰」の真髄を探る。その相(すがた)は、仏から菩薩まで三十三変化。苦しみの中で名前を唱えて念じれば、即時に現れ、深い智慧をもって病やすべての厄害から救ってくれる……。古来、インド、中国、東南アジア、日本で救世主として愛され続けてきた<観音さま>。そもそも観音は、いつ、どこで生まれたのか。その御利益は。そして、中国や日本文化に果たした役割はーー。歴史的背景や、様々な観音像を検証、法華教の経典をひもときながら、「観音信仰」の真髄を探る。『観音のきた道』(1997年刊 講談社現代新書)を改題、文庫化。はじめに第一章 観音とは何だろう慈悲とは何か/観音の相(すがた)/「絶対無」の立場/応現のすばやさ/西田幾多郎の宗教論/観音とは自分自身である第二章 観音の誕生観音はどこで生まれたのか/『華厳経』/衆生の恐怖/阿弥陀如来の補処/菩薩の相第三章 『観音経』の教え西域の夜空の下で/『法華経』と鳩摩羅什/法華教の構成/法華教はどこで説かれたのか/観音の救済/観音と首飾り/娑婆世界への出現第四章 観音信仰の歩み中国相の観音信仰/水難に遭う/悪獣から逃れる/首をすげ替える/夢の中の観音/砂漠の守り神/人の苦しみを救う/観音信仰の歴史的概観第五章 アジア民衆の中に生きる観音庶民の中の観音/中国大陸の宗教/娘娘(ニャンニャン)信仰/観音のご利益/東南アジアの仏寺/マラッカの千手観音第六章 観音、海へ海と観音/観音の浄土/東アジアの観音霊場/観音示現の地/観音信仰の朝鮮伝播/海に立つ観音第七章 観音と日本人観音信仰はいつ伝来したか/「観音化身」の聖徳太子/観音経と観音像の成立―奈良時代/留学僧の役割/六観音信仰/鈴木正三の教えおわりに西国霊場三十三所/板東霊場三十三所/秩父霊場三十四所一覧 など
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1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
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[BOOKデータベースより]
苦しみの中でその名を称えれば、即時に現れ、病やすべての厄災から救ってくれる…。インド、中国、日本で、圧倒的な救世主として古来愛され続けてきた“観音さま”。そもそも観音はいつ、どこで生まれたのか。人はなぜ観音を信じるのか。日本文化に与えた影響は―。歴史的背景や『法華経』などの経典、観音像を検証しながら、「観音信仰」の真髄に迫る!
第1章 観音とは何だろう
[日販商品データベースより]第2章 観音の誕生
第3章 『観音経』の教え
第4章 観音信仰の歩み
第5章 アジア民衆の中に生きる観音
第6章 観音、海へ
第7章 観音と日本人
その相(すがた)は、仏から菩薩まで三十三変化。苦しみの中で名を唱えれば、即時に現れ、深い智慧で病やすべての辛苦から救ってくれる……。古来、インド、中国、東南アジア、日本で救世主として愛され続けてきた<観音さま>。そもそも観音はいつ、どこで生まれたのか。中国文化や日本文化に果たした役割は? 歴史的背景や、様々な観音像を検証し、法華教の経典をひもときながら、「観音信仰」の真髄を探る。
その相(すがた)は、仏から菩薩まで三十三変化。苦しみの中で名前を唱えて念じれば、即時に現れ、深い智慧をもって病やすべての厄害から救ってくれる……。古来、インド、中国、東南アジア、日本で救世主として愛され続けてきた<観音さま>。そもそも観音は、いつ、どこで生まれたのか。その御利益は。そして、中国や日本文化に果たした役割はーー。歴史的背景や、様々な観音像を検証、法華教の経典をひもときながら、「観音信仰」の真髄を探る。
『観音のきた道』(1997年刊 講談社現代新書)を改題、文庫化。
はじめに
第一章 観音とは何だろう
慈悲とは何か/観音の相(すがた)/「絶対無」の立場/応現のすばやさ/西田幾多郎の宗教論/観音とは自分自身である
第二章 観音の誕生
観音はどこで生まれたのか/『華厳経』/衆生の恐怖/阿弥陀如来の補処/菩薩の相
第三章 『観音経』の教え
西域の夜空の下で/『法華経』と鳩摩羅什/法華教の構成/法華教はどこで説かれたのか/観音の救済/観音と首飾り/娑婆世界への出現
第四章 観音信仰の歩み
中国相の観音信仰/水難に遭う/悪獣から逃れる/首をすげ替える/夢の中の観音/砂漠の守り神/人の苦しみを救う/観音信仰の歴史的概観
第五章 アジア民衆の中に生きる観音
庶民の中の観音/中国大陸の宗教/娘娘(ニャンニャン)信仰/観音のご利益/東南アジアの仏寺/マラッカの千手観音
第六章 観音、海へ
海と観音/観音の浄土/東アジアの観音霊場/観音示現の地/観音信仰の朝鮮伝播/海に立つ観音
第七章 観音と日本人
観音信仰はいつ伝来したか/「観音化身」の聖徳太子/観音経と観音像の成立―奈良時代/留学僧の役割/六観音信仰/鈴木正三の教え
おわりに
西国霊場三十三所/板東霊場三十三所/秩父霊場三十四所一覧 など