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- ぼくたちはみんな旅をする
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講談社の翻訳絵本 かがくのとびらシリーズ
We Travel So Far講談社
ローラ・ノウルズ クリス・マッデン 石川直樹(写真家)- 価格
- 2,090円(本体1,900円+税)
- 発行年月
- 2019年07月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784065134559
[BOOKデータベースより]
この本に登場する動物たちは、想像もできないくらい遠くへ旅をします。クジラや鳥、ゾウにチョウ、そしてカメ…。この地球を横断して、どこまでも泳ぎ、空をかけ、歩みつづける動物たちのおどろくべき旅の世界へようこそ。全26種類!動物たちが語る、はるかなる旅の物語。対象年齢:7〜8歳から。
はじめに:ほんとうの話
オサガメの話
ザトウクジラの話
ベニザケの話
アメリカイセエビの話
キタゾウアザラシの話
ヨーロッパウナギの話
ノドアカハチドリの話
ワタリアホウドリの話
オオカバマダラの話〔ほか〕
動物たちが語る、はるかなる旅の物語―。
この本に出てくることは、すべて本当のお話です。
海を越えて、陸を超えて、大移動する動物たちの旅のお話。
暖かい土地を求めて。食べ物を求めて。もしくは、子どもを育てるぴったりの場所を求めて。
もしあなたがふと空を見上げて、飛んでいる鳥をみつけたら、想像してみてください。
遠い地球の裏側から旅をしてきたかもしれません。
語りかけるような文章が読み聞かせにぴったり。やさしい科学絵本です。
ぼくたちは、オサガメ。
陸の上ではのろまだけど、海のなかではとてもながい距離を泳ぐんだ。
大好物のクラゲの群れを探して、1万キロも旅をするんだよ。
どんなに遠くへ泳いでいったって、自分が産まれた海岸へちゃんともどってくることができる。
そして、同じ場所で卵を産むのさ。
こんな旅、誰にもできないんじゃないかなあ。
わたしたちは、ホッキョクグマ。.
冬がくるのをじっと待っている。
海水が凍るのを、まだかまだかとまちかまえていた。
今なら旅ができる。氷の上をどこまでもどこまでも。
凍った北極海でえものをつかまえる。
子どもたちは、この寒くてまっしろな世界で
どうやって生きていくかをまなんでいく。
旅をしながら、りっぱに成長していくんだ。
しかし、このまま地球温暖化がすすめば
氷はとけてなくなってしまうだろう。
氷がなければ、えものもとれない。
あたたかく、しめった世界になってしまったら、
わたしたちはいったいどうやって生きればいいのだろうか・・・。
25種類もの動物たちの物語を一挙ご紹介します。
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5歳と7歳に読み、
7歳児は感動したらしく、
今年の読書感想文に選んでいました。
と言っても、虫好きの息子はいろんな生き物の紹介があっても、
やはり心に残ったのは虫の話らしく、
メインをサバクトビバッタにして、書いていました。
生きるため、子孫を残すためとはいえ、
こんなにも長い旅をする生き物がいるんだと知り、
私たち人間には自然をできるだけ壊さずに
することしかできないのに、それさえもできておらず、
謝りたい気分になりました。(まことあつさん 30代・東京都 男の子7歳、男の子5歳)
【情報提供・絵本ナビ】