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- 江戸人の精神絵図
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- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2011年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062920735
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[BOOKデータベースより]
禁欲的知識人=定信の倒錯した自己顕示欲、徂徠による政治の虚構性の暴露と絶対的な「聖人信仰」、東湖を殺めた安政大地震期に水戸藩が暴走した理由、慊堂と弟子ネットワークなど、武士的社会の内実を読解。秋成の欠損した指と自意識、源内の山師的精神の背景、銅脈先生の酔生夢死的生活を活写し、江戸時代人の精神構造の前近代性と現代性に迫る。
1 プロローグ(松平定信の暗い「昼」)
2 武士的なるものの内景(徂徠政治学の原点;徂徠のアジビラ;松平外記一件始末―化政期精神風土の一断面;生きがいを見つけた旗本―遠山金四郎・大田蜀山人;思想的党派者の悲劇―藤田東湖;藤田東湖の死)
3 江戸文学の光と闇(江戸人の六つの夢;自意識と癇癖―諷刺家上/秋成;酒鬼登僊―銅脈先生補伝;源内の笑いと現代の笑い;花の名は人めきて―萩原広道と本居宣長)
4 エピローグ(文政リベラリズムの終焉)