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- 中国が読んだ現代思想
-
サルトルからデリダ、シュミット、ロールズまで
講談社選書メチエ 501
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2011年06月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784062585040
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[BOOKデータベースより]
文化大革命の暗黒が晴れたそのときから、中国の猛烈な現代思想受容がはじまった!日本のたどった道とよく似ているけれど、より切実で熱い思考にあふれたその現場と可能性を、自らも体感してきた中国人研究者が克明に描き出す。知られざる、そして知っておきたい中国がここにある。
新しい啓蒙時代の幕開け―『読書』の創刊とヒューマニズムの復権
[日販商品データベースより]マックス・ウェーバーの再発見―「出土文物」の運命
異彩を放つ現代ドイツ哲学
西のマルキシズム「西馬」―フランクフルト学派を中心に
日本はいずこ?―一九八〇年代中国における福沢諭吉
遠のいていく新しい啓蒙時代―一九八〇年代の一つの総括
人気学問となった現象学
リクールとレヴィ=ストロース―フランス老大家の本格登場
フーコー受容の倒錯と可能性
脱構築と中国―デリダ訪中のインパクト
「西馬」再来―ハーバーマスと中国思想界
自由と正義への熱い思考―ハイエク、バーリン、ロールズ
合わせ鏡としての現代日本思想―丸山眞男の受容
注目される自由主義への批判者―カール・シュミットとレオ・シュトラウス
文化大革命の暗黒が晴れたその時から、中国の猛烈な現代思想受容が始まった…。切実で熱い思考にあふれたその現場と可能性を、自らも体感してきた中国人研究者が克明に描き出す。