[BOOKデータベースより]
川辺の下町、東京・三河島。そこに生まれた父の生涯は、ゆるやかな川の流れのようにつつましくおだやかだった―。そう信じていたが、じつは思わぬ蛇行を繰り返していたのだった。亡くなってから意外な横顔に触れた娘は、あらためて父の生き方に思いを馳せるが…。遠ざかる昭和の原風景とともに描き出すある家族の物語。
[日販商品データベースより]東京の下町で生まれ、実直な文字職人として生きてきた父。しかし亡くなった後、知られざる横顔が覗き始めた…。遠ざかる昭和の原風景のなかに浮かび上がる人の生き様。自らと一族の来し方を見つめる旅を描く新境地。〈受賞情報〉泉鏡花文学賞(第43回)
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価格:528円(本体480円+税)
【1992年10月発売】
東京で生まれ、戦時中は広島に疎開し被爆。戦後東京に戻り、実直な職人として生きてきた父。亡くなったあと、口座解約のために取り寄せた原戸籍によって、いままで信じてきた父の人生に知られざる横顔が覗き始めた!
遠ざかる昭和の原風景のなかに浮かび上がる人の生き様。
著者の実体験を元にした、自らと一族の来し方を見つめる旅の物語。