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[BOOKデータベースより]
北海道に住む少女ノリコが、お母さんのお墓の近くで出会った「小さな生き物」。コロボックルの温かな物語の扉が、再び開く―。300万人が愛したコロボックル物語。最終巻刊行から27年、書き下ろし新シリーズ、スタート!
[日販商品データベースより]『だれもしらない小さな国』をはじめとした「コロボックル物語」(全6巻)を書いた佐藤さとるから直接バトンを渡されたのは、稀代のストーリーテラー・有川浩。長編のコロボックル物語の前に、佐藤さとる版コロボックルから有川浩版コロボックルへの橋渡しとなる絵物語ができました。有川浩が紡ぐ物語に、村上勉の全点描き下ろしイラスト。コロボックルファンはもちろん、物語を愛するすべての人に贈る絵物語
『だれもしらない小さな国』をはじめとした「コロボックル物語」(全6巻)を書いた佐藤さとるから直接バトンを渡されたのは、稀代のストーリーテラー・有川浩。
佐藤さとる版コロボックルから有川浩版コロボックルへの橋渡しとなるのが本書、『コロボックル絵物語』です。有川浩による物語に、村上勉の全点描き下ろしイラストのお披露目ともいえる作品。コロボックルファンはもちろん、物語を愛するすべての人に贈る絵物語ができました。
「コロボックル物語」を読んだ少女を主人公とする絵物語は、村上勉が40年の時を経て名場面を描き直しをするという超豪華な「佐藤版コロボックル」部分から、「有川版コロボックル」に流れる見事なバトンリレーがなされます。昭和から平成へ。日本の宝物のコロボックルたちに、新たな命が吹き込まれました――!
「初代『コロボックル物語』を書かれた佐藤さとるさんは、日本中の子供たちにコロボックルというトモダチをくれました。
きっとたくさんの子供たちが、私と同じように自分の身の回りにコロボックルを探したことと思います。
私は大人になってから、佐藤さとるさんとお会いしました。
佐藤さとるさんのご自宅は、『だれも知らない小さな国』に出てきたせいたかさんの小山のおうちそっくりでした。
「いらっしゃい」と出てきた佐藤さとるさんは、見上げるほど背が高くて、せいたかさんがそのまま年を取ったようなおじいさんでした。
おうちに上がると、奥さまがお茶を出してくださいました。まるでおちび先生がそのまま年を取ったような、小さなかわいいおばあさんでした(お若いころは、きっとすごく美人だったにちがいありません)。
私は思わずたずねました。
「せいたかさんは、佐藤先生だったんじゃないですか? コロボックルも本当にいるんじゃないですか?」
佐藤さとるさんはにっこり笑って、私にこう言ったのです。
「ぼくは、今の時代の子供たちも、今の時代のコロボックルとトモダチになれたらいいなぁと思っているんだ。有川さん、新しい『コロボックル物語』を書いてみないかい?」
そうして、新しい『コロボックル物語』のおひろめとして、この本が出ることになりました。
(有川浩「あとがき」より)」
佐藤さとるさんの「コロボックル物語」は、40代の親の私が子供の頃からある物語ですが、有川浩さんがまた新たに「コロボックル物語」を書かれたのがこちらの本になります。
イラストは変わらず村上勉さん!です。
児童書と絵本のちょうど中間的な幼年童話という感じな1冊に思いました。(まゆみんみんさん 40代・兵庫県 女の子11歳)
【情報提供・絵本ナビ】