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- 「新しい歴史学」とは何か
-
アナール派から学ぶもの
講談社学術文庫 1201
- 価格
- 961円(本体874円+税)
- 発行年月
- 1995年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784061592018
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[BOOKデータベースより]
19世紀後半からフランス歴史学界の主流を占めた実証主義に対して、アンチ・テーゼとして登場したアナール派。その主張は、限定した学問体系を別個に打ちたてることではなく、逆に歴史を狭い専門領域の囲いから解放することであった。歴史における時間と空間の多層性を認識の前提にして、「フォークロア」や「死と生」「都市空間」など多様な領域をとりあげ、歴史学を人間諸科学の総体として捉えた好著。
1 「日常性」と近代の権力秩序
2 フォークロアのまなざし
3 死と生の歴史学
4 都市空間と民衆行動