- キップをなくして
-
- 価格
- 704円(本体640円+税)
- 発行年月
- 2009年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784043820030
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- わたしは孤独な星のように
-
価格:2,310円(本体2,100円+税)
【2024年05月発売】
- きみのためのバラ
-
価格:572円(本体520円+税)
【2010年09月発売】
- すばらしい新世界
-
価格:1,362円(本体1,238円+税)
【2003年10月発売】

ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
-
HonyaClub.comアンケート
-
「夏の文庫2015」レビューコメント
キップをなくして駅から出られなくなり、「駅の子」として駅で暮らし駅で働くようになった主人公(小学校高学年の切手男子)の成長ぶりがすがすがしい。元から随分賢い子で、観察力にすぐれ、頭の中を整頓するのがとても上手。ただ今まではその力を(切手収集など)内向きに使っていたのが、駅の子として行動するうちに、外向きに使えるようになっていく。理解や共感でとまらずに、思いやりとして働きかけられるようになる。行動する知性が養われていく。「駅の子」の設定はじめ、鉄道マニアがぐっとくる細部の描写も魅力的な児童文学です。もちろん大人が夏休み気分を味わうのにも超おすすめ。(tomoshibi/女性/40代)
[BOOKデータベースより]
改札から出ようとして気が付いた。ないない、キップがない!「キップをなくしたら駅から出られないんだよ」。どうしよう、もう帰れないのかな。キップのない子供たちと、東京駅で暮らすことになったイタル。気がかりはミンちゃん。「なんでご飯を食べないの?」。ミンちゃんは言った。「私、死んでいるの」。死んだ子をどうしたらいいんだろう。駅長さんに相談に行ったイタルたちは―。少年のひと夏を描いた鉄道冒険小説。
[日販商品データベースより]改札から出ようとして気が付いた。ないない、キップがない!
「キップをなくしたら、駅から出られないんだよ」。
どうしよう、もう帰れないのかな。
キップのない子供たちと、東京駅で暮らすことになったイタル。
気がかりはミンちゃん。「なんでご飯を食べないの?」。
ミンちゃんは言った。「私、死んでいるの」
死んだ子をどうしたらいいんだろう。駅長さんに相談に行ったイタルたちは――。
少年のひと夏を描いた鉄道冒険小説!