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[BOOKデータベースより]
知の巨人はいかにして形作られたか?戦後の東京下町で、海や虫やお化けと戯れた少年時代、貪るように本を読み、幻想・怪奇文学に出会った学生時代、平凡社で寝起きして『世界大博物図鑑』を完成させた社会人時代…。人生の軌跡を網羅した初の自伝!平井呈一、紀田順一郎、平田弘史、石ノ森章太郎、エドガー・アラン・ポオ、澁澤龍〓、そして水木しげる―。数多くの「師匠」たちとの出会いから、知の巨人の脳内を紐解く!著者73年の軌跡、完全保存版!
第1章 下谷の幼児、「神隠し」に遭う
[日販商品データベースより]第2章 板橋で「狸の国」に迷い込んだ
第3章 昔話への疑問と死の習俗
第4章 学校図書館で「怪奇実話」に出会う
第5章 「師匠」が多すぎて
第6章 文体と実体のあいだ
第7章 「大学」行って、働いて
第8章 もとめよ、さらば見出さん「人の生涯」
第9章 「驚異の旅」としての世界旅行
第10章 晩年に青年期と再会す
第11章 理科室の解剖台でリュウグウノツカイと妖怪が出会う
付録 「妖怪と生命のミュージアム」誕生する
平井呈一、紀田順一郎、平田弘史、石ノ森章太郎、
エドガー・アラン・ポオ、澁澤龍彦、そして水木しげる――。
数多くの「師匠」たちとの出会いから、知の巨人の脳内を紐解く!
著者73年の軌跡を記した完全保存版!
【内容】
戦後の東京下町で、海や虫やお化けと戯れた少年時代、
貪るように本を読み、幻想・怪奇文学に出会った学生時代、
平凡社で寝起きして『世界大博物図鑑』を完成させた社会人時代……。
人生の軌跡を網羅した初の自伝!
「冒頭でわたしは、自分が幸運に恵まれた果報者だと書いた。その意味は、現在から見ればほぼ原始時代のようにワイルドな暮らしから始まり、SFがそのまま現実になったエレクトロンとハイ・テクノロジーの銀河系暮らしを手に入れた二十一世紀初頭にまたがる「時間」を往来できたこともあるが、より身近には数多くの師匠や先達にめぐり合わせた幸運にもある。本心から思うが、人生の喜びは、最高の導き手に巡り合えることしかない」
――「まえがき」より