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[BOOKデータベースより]
被差別部落解放運動関係者に歌い継がれている「解放歌」は、福岡県出身で、全九州水平社設立の主導者でもあった柴田啓蔵(1901〜88年)により作詞された。「水平社宣言」からも刺激と影響を受け、部落解放・人間解放の願いが込められた「解放歌」の成立過程と数奇な運命をたどる柴田の生涯を、当時の時代と社会的背景の中で明らかにする。
第1章 「解放歌」に込めた思い―柴田啓蔵自身による文章(柴田啓蔵直筆の「解放歌」;「解放歌」の意味 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 柴田啓蔵の生活史(生い立ちと部落差別・解放の原点;全九州水平社創立前後の柴田 ほか)
第3章 柴田啓蔵作詞「解放歌」の移り変わり―柴田資料・「水平新聞」・「水平月報」・「解放新聞」などを中心として(柴田「水平歌」が生まれるまで;柴田「水平歌」がたどった戦前・戦中の道 ほか)
第4章 全国・全九州水平社、「解放歌」の授業・啓発教材(したたかにしなやかにこだわりつづける―次の世代に届けたい、わたしがとりくんだ「同和」教育のス・テ・キ;その時、柴田啓蔵は?―柴田啓蔵を紹介した授業実践)
第5章 柴田啓蔵の年譜・事跡目録
「殉義の星」とは、正義のために死した人間が生まれ変わる天空の星のこと。柴田啓蔵(1901〜88年)の造語であり、彼が作詞した「解放歌」(1923年)の最後を飾る詞である。作詞に影響を与えた「全国水平社宣言」(1922年)は、ユネスコ世界記憶遺産(アジア太平洋地域)に登録されている。
柴田は明治34年、九州・筑豊の被差別部落に生まれ、稀有の才能を幼少期から発揮した。島崎藤村『破戒』時代の差別の中、九州を逃れて旧制松山高等学校に進学。文学をめざしていたが、大正11年、全国水平社創立大会の開催(京都)を知った後、人間の自由・平等・博愛をめざして水平社運動に飛び込む──。
その後、数々の挫折、数奇な運命を経て、70歳を過ぎて以降の記憶・記録・資料をもとに、本書は纏められた。次の地球百年への希望を求め、人間解放をめざす人々に向けた書である。
≪全国水平社・全九州水平社創立百周年記念出版≫