- 地べたの戦争
-
記者に託された体験者の言葉
- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2021年08月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784816709944
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 原爆初動調査 隠された真実
-
価格:1,078円(本体980円+税)
【2023年08月発売】
- 戦慄の記録 インパール
-
価格:1,331円(本体1,210円+税)
【2023年07月発売】
- ビルマ絶望の戦場
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2023年07月発売】
- 国会議員に読ませたい敗戦秘話
-
価格:902円(本体820円+税)
【2018年09月発売】
- ガダルカナル悲劇の指揮官
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2020年07月発売】
[BOOKデータベースより]
記事や取材ノートを掘り起こした後世に残したい言葉。長谷川町子の軍需工場ルポも収録。
1 生活―戦中
[日販商品データベースより]2 特攻
3 空襲
4 沖縄
5 九州日報、西日本新聞戦時版
6 外地
7 原爆
8 生活―戦後
9 画家 野見山暁治
「今でも赤くうれたグミの木を見ると心が痛みます」
国と国との戦争は、地方に住む人たちを翻弄した。彼らの生活は隅々まで戦争で埋め尽くされ、それぞれの思いも埋もれていった。
家族や恋人への言葉、死を覚悟したものの思い、戦地での壮絶な体験、消せない記憶…。悲しみだけではない。その中にたたずむ一筋の喜びもあった。
戦争が風化する中、今までとは違った伝え方が必要ではないか? そんな思いから、新聞記者たちが紙面や取材ノートをめくり直し、後世に残したい体験者の言葉を掘り起こした。
西日本新聞が地方紙8紙(岩手日報、山形新聞、福井新聞、京都新聞、山陰中央新報、徳島新聞、高知新聞、琉球新報)と連携した企画「言葉を刻む」(2020年度『平和・協同ジャーナリスト基金賞』奨励賞)の書籍化。画家、野見山暁治さんが、装画、巻末の書き下ろしエッセーを担当した。
西日本新聞絵画課に勤務していた長谷川町子さんによる「軍需工場ルポ」を収録。近年、西日本新聞戦時版に掲載されていたことが確認された連載で、戦後に生まれる「サザエさん」を彷彿とさせる挿絵とともに、長谷川さんが見た戦下の日常をつづる。ほかにも、五木寛之さん、松本零士さん、益川敏英さん、土門拳さんら、著名人が記者に語った言葉も掲載している。