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[BOOKデータベースより]
村上春樹の主要作品のなかから『ノルウェイの森』と『ねじまき鳥クロニクル』を取り上げ、二つの物語の内に私たちが生きている現実世界の痕跡を読み取っていく。「記憶」「他者」「身体」という共通の主題がそれぞれの物語をいかに起動・展開させているのかをたどりながら、恐怖に満ちたこの世界を生き延びるためのスタイルを模索する。
第1部 記憶・他者・身体―『ノルウェイの森』と自己物語の困難(自己物語の氾濫/困難;想起(の物語)の失敗;身体/他者―自己物語とそのさまざまな困難;「直子」―沈黙する身体;「緑」―語り続ける身体;忘却の忘却としての物語)
[日販商品データベースより]第2部 災厄の痕跡―日常性をめぐる問いとしての『ねじまき鳥クロニクル』(日常性への問い;他者の同一性=正体をめぐる物語;偶発的身体;飽和する記憶;恐怖の持続)
そして、物語は続く
村上春樹の主要作品のうち『ノルウェイの森』と『ねじまき鳥クロニクル』を取り上げ、2つの物語に私たちが生きている現実世界の痕跡を読み取っていく。記憶・他者・身体というキーワードから、恐怖に満ちたこの世界を生き延びるスタイルを模索する。