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- 監視デフォルト社会
-
映画テクストで考える
青弓社
阿部潔
- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2014年01月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784787233684
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[BOOKデータベースより]
現代社会の監視とは、見張り/見張られ、見守り、相互に見合うことである―6本の映画作品に現れる「監視」のありようを詳細に読み解きながら、「犯罪なき社会への欲望」「個人情報のゆくえ」「まなざしの快楽」といった論点を析出する。そして、監視が日常に織り込まれ、デフォルトとして設定されている社会の本質をえぐり出し、そこに潜む「おぞましさ」を浮き彫りにする。
1 『未来世紀ブラジル』―「死体の不在」という謎
[日販商品データベースより]2 『ガタカ』―「人間の尊厳」の条件
3 『マイノリティ・リポート』―「神のごときシステム」の陥穽
4 『善き人のためのソナタ』―「あまりに人間的な」転向
5 『バーン・アフター・リーディング』―「陰謀」の遍在と不在
6 『LOOK』―「プライバシー」の現在
現代社会の監視とは、見張り/見張られ、見守り、相互に見合うことである――6本の映画作品に現れる「監視」のありようを読み解きながら、監視が日常に織り込まれ、デフォルトとして設定されている社会の本質をえぐり出し、そこに潜む「おぞましさ」に迫る。