- 児童虐待と動物虐待
-
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2005年06月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784787232458
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[BOOKデータベースより]
「核家族化や都市化の進行によって急増している」とされる児童虐待・動物虐待に対して、それを発見・防止するための法整備や社会制度の設計が推進されている。それらの社会政策は一様に「無痛で犯罪のない社会」を標榜しているが、実は人びとの“自由”に介入して、統治を強化しようとしている。それを、児童虐待や動物虐待の歴史的背景、「世代間で繰り返される虐待」「少年犯罪と動物虐待」などの語られ方、虐待と母性愛神話の関連性などから析出する。児童虐待/動物虐待とソーシャルワーカーの関係性を考察して、虐待予防のためとして専門家によるリスクコントロールを称揚する現代社会の心性を解読する。
第1章 虐待とは何か(児童虐待の昔と今;児童虐待を問題化する波 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 虐待にさかのぼる(暴力につながるもの;大人の責任 ほか)
第3章 苦痛のスクリーニング(ピエール・リヴィエールの動物虐待;犬のおまわりさん ほか)
第4章 虐待は家族を変える(近代家族と児童虐待;母性を神話とする作業 ほか)
終章 苦痛の除去と専門家
「児童虐待は世代間で繰り返される」「動物虐待は少年犯罪の兆候」などの言説群を導きの糸として児童虐待と動物虐待の歴史的背景をさぐり、虐待防止をめざす社会政策が専門家のリスクコントロールを称揚し、その結果人々の〈自由〉に介入している現状を読む。