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- 流言の社会学
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形式社会学からの接近
青弓社ライブラリー 26
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2002年10月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784787232083
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[BOOKデータベースより]
流言は、なぜ広まるのか?なぜ信じるのか?デマや噂とはどう違うのか?情報化社会の極限を迎えた現在、情報の受信者は同時に発信者でもある。そこでまず、流言を話し手と聞き手の二者間のコミュニケーションにまで還元することで、「短期間に広範囲に伝わった同一内容の言説」と定義する。そのうえで、全国に瞬時に伝播したさまざまな流言を形式社会学の手法を援用しながら検証し、話し手と聞き手の判断によって信言・違言・偽言・戯言の四つに分類できることを論証する。それを前提にさらに、状況・態度・権威の三つの要素が作用することによって、流言を受信するだけではなくそれを積極的に発信するようになる伝播のメカニズムを構造的に解明する。
第1章 流言とは何か
[日販商品データベースより]第2章 流言の内容と形式
第3章 流言の変容と心理
第4章 都市のなかの流言
第5章 情報・情報化の意味と影響
第6章 タイ米ネズミ混入流言
第7章 堺市O‐157事件をめぐる流言
終章 流言研究の方法―本書の方法論
流言はどのようにして広まるのか。タイ米ネズミ混入流言や堺市O−157事件をめぐる流言などの事例をもとに、流言の発生と流通のパターンを分析し、日常生活に組み込まれた人が流言を信じ広めるメカニズムを検証。