- 薔薇戦争
-
イングランド絶対王政を生んだ骨肉の内乱
イースト・プレス
陶山昇平
- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2019年06月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784781617916
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[BOOKデータベースより]
「分断」の代名詞として今なお英国民にトラウマを残す混沌。王位をめぐる権力闘争の惨禍、希求される新たな「正義と秩序」
序(薔薇たちの諍い;神罰としての薔薇戦争?;イングランド王権の「十五世紀の危機」)
[日販商品データベースより]前史(ランカスター朝の成立―血塗られた玉座;ヘンリー五世と百年戦争―栄光の幻影;内乱へ突き進むイングランド―ヘンリー六世の治世)
本史(第一次内乱―ランカスター朝の終焉(一四五九年〜一四六一年);エドワード四世の治世(前半)―癒えぬ傷跡(一四六一年〜一四六九年);第二次内乱―ヨーク派の分裂(一四六九年〜一四七一年);エドワード四世の治政(後半)―栄光と平安(一四七一年〜一四八三年);第三次内乱―白薔薇の復讐遂げし赤薔薇(一四八三年〜一四八七年))
結 薔薇戦争とは何だったのか
「分断」の代名詞として今なお英国民にトラウマを残す混沌。
薔薇戦争とは何だったのか?
15世紀に勃発したランカスター家(赤薔薇)とヨーク家(白薔薇)による王位をめぐる権力闘争――薔薇戦争。
EU離脱に揺れるイギリスでは、国を二分するその亀裂が今なおこの内乱の惨禍になぞらえられている。
かように鮮烈な記憶を英国民に焼き付けた激しい争いは、いかに繰り広げられ、何をもたらしたのか。
のちのテューダー王朝による絶対王政という「正義と秩序」を成立させるに至った、長きにわたる混乱を読み解く。
内乱の引き金は、本当にランカスター家による王位簒奪劇なのだろうか。
ヘンリー・テューダーの即位は、イングランドに真の平和をもたらしたのだろうか。
そして、内乱の前後でイングランドの政体はどのような変化を遂げたのだろうか。
本書ではテューダー王朝百十八年間の下で育まれた史観を念頭に置きながら、
この未曽有の内乱を概説することにしたい。(「はじめに」より)
【目次】
序
一 薔薇たちの諍い
二 神罰としての薔薇戦争?
三 イングランド王権の「十五世紀の危機」
前史
一 ランカスター朝の成立――血塗られた玉座
二 ヘンリー五世と百年戦争――栄光の幻影
三 内乱へ突き進むイングランド――ヘンリー六世の治世
本史
一 第一次内乱――ランカスター朝の終焉
二 エドワード四世の治世(前半)――癒えぬ傷跡
三 第二次内乱――ヨーク派の分裂
四 エドワード四世の治世(後半)――栄光と平安
五 第三次内乱――白薔薇の復讐遂げし赤薔薇
結
薔薇戦争とは何だったのか