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[BOOKデータベースより]
ジオノ最大の関心事といえる羊と羊飼いを扱った『蛇座』と、彼が生まれ育ち生涯を過ごしたマノスクについて書いた『高原の町マノスク』。書かれていることのすべてが「事実」とは限らない。想像力を奔放に発揮した作者が空想の「マノスク」を語る。ジオノ文学の「素材」がふんだんに撤種されている。
[日販商品データベースより]ジオノ最大の関心事であった、羊と羊飼いを扱う
『蛇座 Le serpent d’etoiles』、
そして彼が生まれ育った町について愛着をこめて書いた
『高原の町マノスク Manosque-des-Plateaux』を収める。
見習いの羊飼い、そして羊飼いたちを率いた親方。
羊飼いたちは年に一度、マルフガス高原に集まり、演劇のようなものを
上演する。海や山や河や風などに扮した羊飼いが壮大なドラマを演じる
のである。題名『蛇座』は松明で煌々と照らされた広場で行われる夜を
上空から見守っている星座「美しくねじれた蛇座」から取られている。
モンドールの丘、デュランス河、ヴァランソル高原、アッス渓谷、
地元の人々…。ラルグ川で溺れそうになった娘との会話や村の公証人宅
での食事風景など、自然や人間についての描写がせまる。
その想像力を奔放に発揮したジオノが、空想の「マノスク」を語る
のである。創作の準備倉庫とでも形容できる地元マノスクの内と外が
入念に紹介されるのが『高原の町マノスク』だ。
作家ジオノの懐をうかがうように読み進めることができる作品である。