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[BOOKデータベースより]
『鴎外 闘う家長』以来、半世紀に及び劇作家・批評家として日本の「知」を牽引し、「サントリー文化財団」を舞台に「知のサロン」を創造し、演出した山崎正和。山崎は約40年間にわたって、知識社会の到来を先取りするかのように自由闊達な活動を志向し、華麗な知的ネットワークを構築して、生き生きとした「日本の論壇」をつくった。彼を中心とした「サロン」は、文化の支え手として、どのような役割を果たしていったのか。その時代に登場した知のスターたちの活躍の背景に何があったのか。時代背景を複眼的にとらえつつ、「戦後最大の知識人」山崎正和を軸に「知の人間交差点」を描き出す。
序章 戦後の何に憂い、仕掛けたのか
第1章 「柔らかい社会」の到来
第2章 文化財団の設立前夜
第3章 「知」の舞台づくり
第4章 言論界の構造改革
第5章 文化が地域をつくる
第6章 躍動する「知」のリーダー
第7章 究極の到達点「社交」
第8章 内外に「知の場」の創設
終章 人生の「リズム」
2020年8月、惜しまれつつ亡くなった「日本を代表する知性」山崎正和氏への逝去直前まで行われたロングインタビューや、キーパーソンの貴重な歴史的証言を基にした初の本格評伝。
『?外 闘う家長』以来、半世紀に及び劇作家、批評家として日本の「知」を牽引し、「サントリー文化財団」を舞台に「知のサロン」を創造し、演出した山崎正和。
山崎は約40年間にわたって、知識社会の到来を先取りするかのように自由闊達な活動を志向し、華麗な知的ネットワークを構築して、生き生きとした「日本の論壇」をつくった。
彼を中心とした「サロン」は、文化の支え手として、どのような役割を果たしていったのか。
その時代に登場した知のスターたちの活躍の背景に何があったのか。
時代背景を複眼的に捉えつつ、「最後の知識人」山崎正和を軸に「知の人間交差点」を描き出す。
稀有な知的サロンの「社交」で紡がれた「柔らかい個人主義」の時代、創造のドラマとラストメッセージ。
[山崎正和氏以外の登場人物]
浅利慶太、東浩紀、五百籏頭眞、石川九楊、猪木武徳、今西錦司、梅棹忠夫、エズラ・ヴォーゲル、江藤淳、小澤征爾、小渕恵三、開高健、粕谷一希、苅部直、北岡伸一、楠田實、小泉純一郎、高坂正堯、小松左京、佐治敬三、佐治信忠、佐藤栄作、佐藤誠三郎、塩野七生、司馬遼太郎、嶋中鵬二、竹下登、田所昌幸、田中角栄、ダニエル・ベル、谷沢永一、ドナルド・キーン、鳥井信一郎、鳥井信吾、鳥井信治郎、福田赳夫、福田康夫、細谷雄一、待鳥聡史、三浦雅士、御厨貴、ミルトン・フリードマン、メルロ=ポンティ、盛田昭夫、森まゆみ、レヴィ=ストロース、山口瞳、ロナルド・ドーア、鷲田清一の各氏ほか多数
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