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[BOOKデータベースより]
人間はみな、広義には「生殖」するものである。差異と普遍性をともに考慮しつつ、「生殖」を軸に人間をとらえ返す、斬新な哲学的試み。
第1章 「生殖」と他なるもの
[日販商品データベースより]第2章 生殖の「身体性」の共有―男女の境界の曖昧さ
第3章 「母性」の再考―「産むこと」に結び付けられているもの
第4章 新たな「母性」―産むことと、育てること/母であることの分離
補章 事例から見る、産む(生む)ことと育てることの分離―新生児特別養子縁組、「赤ちゃんポスト」、児童養護など
第5章 父親や養親の側から生殖を見る―間接性と二次性を超えて
第6章 産むことや血縁を超えた「第一の親」の拡大
終章 生殖にかかわる三つの境界の撹乱
人間はみな、広義には「生殖」するものである。差異と普遍性の双方を考慮しつつ、生殖を軸に人間をとらえす、斬新な哲学的試み。
本書は、生殖に関するいまだに根強い従来の見方を再考し、「産む」ことや、自分の子どもをもつことだけでなく、「育てること」や、子どもとの関係からなる「親であること」もまた生殖の一部として考察していく。そこでは生殖に関するいくつかの境界線(妊娠出産経験の有無、血縁の有無、子どもの有無)が揺るがされ、無効化されることになるだろう。