この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 未開の森を開拓して、理想の暮らし始めます〜用済みだと追放された先は前世で良く知る場所だった〜 Volume1
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2025年05月発売】
- フォース・ウィングー第四騎竜団の戦姫ー 下
-
価格:2,090円(本体1,900円+税)
【2024年09月発売】
- 無人島のふたり
-
価格:572円(本体520円+税)
【2024年10月発売】
- 雀の手帖 新板
-
価格:781円(本体710円+税)
【2024年09月発売】
- 自転しながら公転する
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2022年11月発売】
[日販商品データベースより]
日本の同性カップルが「難民認定」された国で、
わたしが手にしたたくさんの問い、そして言葉。
日本と違って20年前から同性婚ができて、「LGBTQ先進国」と言われるカナダ。先住民や有色人種への差別が残り、パレスチナ解放をめぐって揺れ動いてもいるカナダ。二度の滞在をもとに、そしてバックラッシュが強まる日本の政治的状況を踏まえながら、その今を記録した著者初のエッセイ集。
“わたしたちはここにいる、わたしたちはクィアだ――でも、どうしたら伝わるだろう? 目の前に存在しているにもかかわらずしばしば「見えない」存在にされてしまう/「見えない」存在であることを強いられてしまう時、確かに「ここにいる」と、どうしたら伝わるのだろう。わずかな時間ではあるもののカナダに滞在している間、そして日本に帰ってきてからずっと、わたしは「見える/見えない」存在について考えているような気がする。”(本文より)
この旅行記は、ひとりのクィアの経験を綴ったにすぎない。それでも、そのひとりの経験になんとか「言葉」を与え、分かち合うことを通じて、見えてくるものがあるはずだ。