- 日本の裸体芸術
-
刺青からヌードへ
ちくま学芸文庫 ミー30ー1
- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2024年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784480512284
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[BOOKデータベースより]
幕末に来日した外国人たちがこぞって驚くほど、日本には裸が溢れていた。理想化されない自然な身体イメージを享受してきた日本人は、江戸末期に初めて西洋の理想的身体であるヌードに出会い、近代化の過程で葛藤と苦難を体験する。本書は生人形や淫靡な錦絵を生んだ幕末の驚くべき想像力、日本という環境で日本女性を描こうとした洋画家たちの苦悩、戦後日本中に乱立したヌードの公共彫刻、海外で高く評価される日本独自の身体芸術・刺青など、さまざまなテーマを横断し、裸体への視線と表現の近代化をたどる異色の美術史。文庫化に際し大幅な加筆を行った増補版。
序章 ヌード大国・日本を問い直す
[日販商品データベースより]第1章 ヌードと裸体―二つの異なる美の基準
第2章 幕末に花開く裸体芸術
第3章 裸体芸術の辿った困難な道
第4章 裸体への視線―自然な裸体から性的身体へ
第5章 美術としての刺青
終章 裸体のゆくえ
日常に浸透していた風俗としての裸体から、明治以降の芸術としての裸体へ。日本人のヌード観とその表現をたどる異色の日本芸術史。解説 木下直之