- すたこらさっさっさ
-
- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2024年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784198949433
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[BOOKデータベースより]
大阪の梅田にある紀文堂書店に勤める辻内彩は、店の前の広場から誰かに呼ばれた。実は、この地の発展に係わった阪急電鉄や紀伊國屋書店の創業者たちが、あの世から見守っていたのだ。彼らは、大阪万博の後、行方不明になった“地底の太陽”の事件に加担していた。そして今、ある目的をもって、彩とその家族に繋がる人たちを使い、その所在を明らかにしようとしていたが…。
[日販商品データベースより]梅田という地には、祈りと願いが込められている。
祈りは座敷わらしとして、広場の片隅に棲む。
菅原道真からはじまる梅田の歴史は、阪急を創設した小林一三、紀伊國屋書店をつくった田辺茂一へ受け継がれた。
令和のいま、茂一の座敷わらしが、大阪らしい予想外の展開を繰り広げているのを見ている。
祖祖母、父、娘の三代と、運命の縁でつながった人たちが、大阪梅田、西成、京都祇園を舞台に、虚実入り交じって描かれる、ちょっとあったかくて、良い物語。