- ツールエンジニア ２０２０年 ０６月号
-
月刊 大河出版
- 価格
- 1,375円（本体1,250円＋税）
- 発売日
- 2020年05月28日
- 判型
- Ｂ５
- JAN
- 4910063310601
- 雑誌コード
- 06331-06
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特集「自社の切削ワークに合わせた工具刃先形状を仕上げるカスタム工具技術と新材種」切削工具の材種は、刃先に超硬合金（ＷＣ‐Ｃｏ系合金）や天然ダイヤモンドを用いるなど、進化を続けてきた。２０世紀には次世代材種とされたＰＣＤ（Ｐｏｌｙ ｃｒｙｓｔａｌｌｉｎｅ Ｄｉａｍｏｎｄ：多結晶焼結ダイヤモンド）工具やｃＢＮ（ｃｕｂｉｃ Ｂｏｒｏｎ Ｎｉｔｒｄｅ：立方晶窒化硼素）工具は、これまでの工具素材を上回る硬さや熱伝導性の刃先を持つ工具だったが、次第に身近な材種になっている。一方、近ごろでは「インサート工具」が主流になっており、最小限の工具素材として、切削作業において、刃先交換チップとして使用している。機械加工現場の工具室では切削条件を収集しながら、切削現場の技術を集積して蓄積を続けることで、自社の切削技術と工具管理を独自に進化させている。次号では、工具研削盤や工具を取上げ、現場の技術躍進に資する情報を届けたい。